新型コロナウイルスの影響で閑散とする、成田空港第2ターミナルの国際線到着ロビー(5月12日)
出入国在留管理庁が15日公表した出入国管理統計(速報値)で、5月の外国人の新規入国者数は165人だった。前年同月の247万5千人から99.9%超減った。前年同月比の減少率が99%を超えるのは2カ月連続となる。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い入国拒否の対象地域が広がり、国際便の数が縮小した。
国別は中国が19人(前年同月は59万8千人)、韓国は15人(同57万5千人)、米国が39人(同14万9千人)だった。欧州は全域で32人(同15万9千人)に減った。シンガポールは4月に続いて新規入国者数が0だった。