鳥取空港テーマ　藤林さん、東京で写真展

　鳥取市在住の会社員で航空写真作家の藤林敏啓さん（５０）の写真展「空港散歩２０２０～鳥取空港魅力の情景」が、東京都新宿区のリコーイメージングスクエア東京で開かれている。鳥取砂丘コナン空港をテーマにした力作が並ぶ。

鳥取砂丘コナン空港の魅力をさまざまな角度から切り取った藤林さん＝１２日、東京都新宿区のリコーイメージングスクエア東京

　２０１７年以降に藤林さんが撮影した作品４４点のほか、使用したカメラ機材２点を展示。オレンジ色の夕焼け空をバックに着陸する航空機、ＪＲ山陰線を走る列車の奥に見える滑走路の航空機など、さまざまな視点で空港を捉えた作品が一堂に並び、来場者たちは興味深そうに見入っていた。

　藤林さんは「一つの空港でもいろんな表情があることを感じ、鳥取に興味を持ってもらえたら」と話している。写真展は１５日まで。７月１６日から大阪市内でも開催する。（中村宏）