フジ謝罪せず “テラハ事件”背景とトレンディー常務の責任

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 あるテレビ関係者は「テラハ」問題について「そもそも、スポンサー一社提供で一切台本なしは不可能」としてこう続ける。

「部屋と“車”があるだけ、という放送当初の設定は“スポンサーが提供した車をすてきに見せる”いわば広告タイアップ。長期間スケジュールが空いている素人をそのまま起用したら『あいのり』のバックパッカーのような身なりになってしまう。番組開始当初、スタッフクレジットにスタイリストやヘアメークの名前が複数あるのはタレントだけではなく、彼らにもついていた可能性が高い。いずれにしろ等身大の彼らではないのです」



 照明のこだわりからも“演出”は見て取れるという。

「たとえば男女2人で会話しているシーンでも影なく奇麗に光が当たっている。これがスタイリッシュさを醸し出す柱でもある。リモート会議などでわかる通り、相当の照明が段取られた中でカメラが回っている。これでは突発的な事件は追えないのは明らかで、再現を求めることもありうるというのが同業の見方です。もちろん全て真実とは番組も言っていませんが」(同前)

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