フジ謝罪せず “テラハ事件”背景とトレンディー常務の責任

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 女子プロレスラー・木村花さん(享年22)の死で打ち切りになった「TERRACE HOUSE TOKYO 2019―2020」(略してテラハ/フジテレビ系・Netflix)について、先月29日、フジテレビの遠藤龍之介社長は「彼女の気持ちに寄り添うことができなかったのだろうかと慙愧の念に堪えません……ご批判は番組を制作・放送・配信していた我々が受けるべきものと考えている」とコメントした。公式サイトは問題になった予告動画を含む今シーズンの動画配信を停止、公式SNSの投稿を全削除した。この対応についてSNS上では「花ちゃんの存在を消さないで」という声だけではなく、「誹謗中傷したやつがアカウント削除したのと同じ」「フジの検証逃れ」という厳しい意見も。慙愧の念に堪えないとは“お恥ずかしい限り”という意で、責任は認めても謝罪はしないフジの体質を表していると受け止められているのだ。

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