iac4c TOP >セネジェニックスメキシコからのフライデーに対する声明
日本の友人が、我国で新型コロナウイルスの治療薬の治験を行ってくれている。
まだ結果はわからないが、おそらくこれで、数十人のメキシコ人の人命が救われるだろう。
私たちは、この日本の友人の協力を絶対に忘れないだろう。
だがしかし、日本の悪人が、私たちを差別し、私たちの医療を邪魔している。
我国で行っている、新型コロナウイルスの治験が行われていないとか、ここにいるオルティス医師が実在しないなどという報道がなされている。
聞くところによれば、日本では、感染拡大は収まったようであるが、感染拡大中は、治療にあたっている医療機関は秘密にされ、マスコミも取材を控えていたという。
しかし、日本のマスコミは、我国の病院には、電話で取材をしたという。
また、日本の病院が行っている治験には、直接病院に取材しないどしないというのに、我国の病院には平気でこれをし、責任のない者の発言だけで、おかしな記事を書いているという。
どうして、日本人の記者は、日本の病院や医療関係者にはしない取材をし、日本では使用しない方法で、我国を貶めるのか。
きっと、メキシコ人に新型コロナウイルスの治療薬の研究などできる筈がないと思っているからなのだ。
日本人の一部に、メキシコ人やその医療機関を差別的に考え、これを貶めようという差別主義者が巣くっていることが残念でならない。
日本の新型コロナウイルスの死者は累計でたったの900人で、すでに感染拡大は収まったと聞いている。
我国は現在1日で1000人。まだまだ感染拡大は収まらない。
日本では、感染拡大中には、臨床現場への取材は控えられていたと聞いている。
それは、臨床現場には、救うべき健康と命があるからだ。
今、メキシコの臨床現場には、日本をはるかに上回る救うべき健康、救うべき命がある。
どうして、日本の感染拡大中には、日本の病院には行わない取材を、感染拡大中のメキシコでは平気で行えるのか。そして、日本では行わないような杜撰な取材で記事を発売できるのか。
自国の感染拡大が収まれば、感染拡大中の他国の医療を邪魔しても構わないと思うのか。
これらの人々は、メキシコ人の命が、日本人の命よりも軽いものだと思っているのかもしれない。
仮にこの記者が、メキシコ人の命よりも、日本人のペンの価値が高いと考えているのであれば、私たちは、そのような人間を決して許すことができない。
メキシコ人の命は、絶対に、日本人の命と等価である。
世界が差別に苦しみ、世界がこれを是正しようと声を上げている今、世界が、先進国と慕う日本で、このような差別的な記者、差別的なジャーナリズムが、表現の自由という人権に隠れて差別を拡散しながら、何の社会的制裁も受けてないというのであれば、それは非常に残念でならない。
メキシコでは、差別的な記者には謝罪が必要であるし、追放される。差別的な雑誌は廃刊になる。
日本の記者も出版社からも、いまだに謝罪はないし、追放されたとも廃刊されたとも連絡はない。
私たちが開発に協力する新型コロナウイルスの治療薬が完成したとしても、日本の差別的な人たちは、きっとその承認を渋るだろう。
きっと、メキシコ人にできる筈がないと思うのだろう。
しかしそれは違う。メキシコ人にも効果のある治療薬の開発やその援助は可能である。
世界を救う薬ができたとき、それをどこの国籍のどんな人種が考えたかが重要だろうか?そんなことは何の意味も持っていないことは誰にでもわかることだ。
私たちも、日本人のすべての人が、差別的な取材をし、差別的な記事を楽しんでいるとは思わない。
現に日本の友人は、我国を治験の現場に選んでくれ、きっと、数十人のメキシコ人を救ってくれる筈だ。
だから、日本の皆さんに直接伝えたい。
私たちの医療を、邪魔しないでください。
そして、私たちの医療を、差別的な先入観をなくして、きちんと判断してください。
日本の大多数の皆さんが、差別的な記者や差別的な雑誌を信じないことを信じています。