大林宣彦監督“尾道三部作”の最終作『さびしんぼう』、20日にBS12トゥエルビで放送
4月10日に肺がんのため82歳で亡くなった映画作家・大林宣彦さんの“尾道三部作”の最終作『さびしんぼう』(1985年)が20日午後7時から、BS12トゥエルビにて放送されることが、わかった。
本作は『転校生』(82年)『時をかける少女』(83年)に次いで、故郷を舞台に制作された。カメラが趣味の高校生ヒロキ(尾美としのり)は、望遠レンズで見つけた女子高校生の美少女(富田靖子)に夢中になり、彼女のことをひそかに「さびしんぼう」と名付ける。ある日、彼の前に道化服の不思議な少女(富田の二役)が現れ、自分は「さびしんぼう」だと名乗る…。
映画評論家・立花珠樹氏は「富田は公開当時16歳。せいそという言葉がぴったりなヒロインが、この映画を忘れられないものにした。『転校生』の小林聡美、『時をかける少女』の原田知世のように大林監督は富田の魅力を引き出した」と絶賛。「自伝的な色彩が強いこの作品から、大林監督の優しさが素直に伝わってくる」と見どころを語っている。
本作は『転校生』(82年)『時をかける少女』(83年)に次いで、故郷を舞台に制作された。カメラが趣味の高校生ヒロキ(尾美としのり)は、望遠レンズで見つけた女子高校生の美少女(富田靖子)に夢中になり、彼女のことをひそかに「さびしんぼう」と名付ける。ある日、彼の前に道化服の不思議な少女(富田の二役)が現れ、自分は「さびしんぼう」だと名乗る…。
映画評論家・立花珠樹氏は「富田は公開当時16歳。せいそという言葉がぴったりなヒロインが、この映画を忘れられないものにした。『転校生』の小林聡美、『時をかける少女』の原田知世のように大林監督は富田の魅力を引き出した」と絶賛。「自伝的な色彩が強いこの作品から、大林監督の優しさが素直に伝わってくる」と見どころを語っている。