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男の本音の話をしよう。〜なぜか、恋が上手くいかない女性へ〜
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【まえがき】

『男の本音の話をしよう。〜なぜか、恋が上手くいかない女性へ〜』
[著]柴門坊才 [画]KUBOTA MIHO [発行]モバイルメディアリサーチ


読了目安時間:3分
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・気になっていた男からの連絡が突然なくなった。
・自分磨きを頑張っているのに愛されない。
・寄ってくるのは既婚者や彼女持ち。誠実な男は、なぜかすぐに去ってしまう。
・付き合った男に浮気される。
・いつも二番目、三番目の女にされてしまう。
・自分より可愛くない女がモテていることに納得がいかない。

――ただ幸せになりたいだけなのに、どうして上手くいかないの?

この本は、そんな女性たちに向けて書いたものだ。

とは言っても、もともと、俺はそんなものを書くタイプではない。
恋愛なんてそれぞれ好きにやってくれたらいいと思うし、だいたい、男を虜にする恋愛テクニックなんて知らない。

ただ、最近、友人女性や知人女性にこんな相談をされることが多くなった。

30歳を超えて急にモテなくなった」

彼女たちは同じようなタイプだ。そこそこの恋愛経験もあって見た目も悪くない。
男を落とすようなテクニックも知っている。

だけど、みんな根本的な勘違いをしていて、容姿の衰えを最大の原因だと思っている。
だから俺は、いつも最後には仕方なく「男だからこそ見えている真実」を言ってしまう。

「男は遊びの女と結婚する女を仕分ける。遊びの女は見た目がいい女で、結婚する女は性格のいい女。これまでは遊びの女としてチヤホヤされていただけで、見た目が衰えたからそれがなくなっただけだ。自分の中身に目を向けないと、いつまでも幸せにはなれない」

彼女たちはとても驚く。
だけど、これがきっかけで彼女たちは初めて自分と向き合おうとする。

多くの女性とこういったやり取りをしているうちに、気がついた。

男は、「男しか知らない真実」を知っている。
ただ、面と向かってそれを言えば、彼女たちを傷つけるかもしれないし、憎まれるかもしれない。
だいたいの男は、面倒を避けるために本当のことを言わない。

だけど、もっと早く彼女たちがこういったことを知っていたらどうなっていただろう。

男を落とすテクニックを知っている女性はたくさんいるけど、男から見るとなにか違和感がある。
みんな大切なものを見落としている気がするのだ。
いくらモテる技術を覚えても、幸せになれる恋愛ができなければ意味がない。

本当に必要なのは、テクニックではないのかもしれない。
少なくとも、彼女たちのようなタイプには、男が思っていることや感じていることを包み隠さずに言ったほうがいいのかもしれない。

そう思って、俺はこの本を書き始めた。

これを読めば、なぜか恋が上手くいかなくてモヤモヤしている女性はスッキリするかもしれない。
ここに書いたことが、本当の幸せを掴むためのヒントになればと願っている。

柴門坊才
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(了)
◆柴門坊才(さいもん ぼうさい)

放送作家/エッセイスト。神奈川県横浜市生まれ。
誘われるままに参加してきた合コンが1,000回を超えた時期から『真実の愛』について考えるようになる。
友人の作家「春乃れぃ」の勧めでエッセイを書くことになり、2012年春『男の本音の話をしよう。』で、満を持してデビュー。

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この本のレビュー
総合評価3.7 70
5点 27
4点 21
3点 8
2点 5
1点 9
まいさん
評価点52020-04-27
このジャンルの中では一番参考になった

女が自分で本当はわかってはいるけど見ないようにしていることをはっきり言ってくれる

これを読めば次に進める女性が増えるかも

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