フジテレビ系の恋愛観察バラエティー番組「あいのり Asian Journey」シリーズに出演していた、でっぱりんが28日までに自身のブログを更新。同局の恋愛リアリティー番組「テラスハウス」出演者で女子プロレスラーの木村花さん(享年22)が23日に急死したことを受け、同番組が打ち切りとなったことに思いをつづった。
「あいのり」は男女が「ラブワゴン」に乗り込み世界を旅する番組で、でっぱりんはチャームポイントの前歯と明るいキャラで人気を集めた。「“テラハ”じゃなく“あいのり”でよかった」のタイトルでブログを更新し、「私はテラハを18歳の頃から見てて大ファンだったし憧れてた。もちろんそれが“やらせ”でもやらせじゃなくても。TVとして普通に面白かった」と記述。
その上で「もちろん、製作側は視聴者を楽しませる事や注目を浴びるようにする事を一番に考えてると思うけど人の命を奪ってまでする事じゃないよね」とし、「あいのりでよかった。なんていったら怒られるかもしれないけど、私は本当にあいのりでよかったと思う」とつづった。
「私がアンチで病んでる時スタッフさんは『最近どー?大丈夫??』って常に電話かけてくれて 『でっぱりんご飯行こう!』って何回も外に連れ出してくれて 『皆でっぱりんの事好きだし応援してるからね』って励ましてくれたり 私が『一人でいるのやだ』って伝えるとどうにかしようとしてくれて」と当時スタッフからフォローがあったことを告白。「たかが出演者にこんな事までしてくれんの?ってくらい沢山色んなことをしてもらったし、助けられたし感謝してる」と明かした。
「私は辛かったら辛い。イライラしたらむかつく!!!一人が寂しいときは寂しい!!!って言える人間だからよかったけど どうしても人に伝えれない人はいる。気にするなって言っても気にするのよ。それを何百人、何千人から一気に攻撃されたらそりゃ疲れるよ。逃げたくなるよ」と、でっぱりん。
「一人で抱え込む環境は本当に良くない。今回の件で誰かを責めると二次災害を起こすかもしれないから誰かを責めたりはしたくないけど これからのTVの在り方を誹謗中傷は絶対だめだということを一人一人が身に染みて考えるべきだと思います。この大事な大事な命を無駄にしたくない」と記していた。