県内ニュース
2020年6月08日 12:10

山陽小野田・配膳AIロボットお披露目

山口県山陽小野田市の会社が、料理を客の席まで届ける配膳AIロボットを開発しました。お披露目されたのは、配膳AIロボットの「ロボショット」です。レジ回りや業務関係のシステムを手がける、山陽小野田市のアルファクス・フード・システムが開発しました。外食産業や病院、お年寄り向けの施設などでの人手不足を解消しようと、5年ほど前に開発を始めました。使う場所の位置情報や動きを前もってプログラムし、タッチパネルを操作してオーダーされた料理などを客の席まで届けます。席に届くと、客が自分で後ろの収納部分を開けて取り出します。ウエイターのように制服もまとっていて、食べ終わった皿も収納に入れると回収してくれます。アルファクス・フード・システムの田村隆盛社長は「外食産業全体が人手不足。少しでも力になれば」4月からレンタルが始まっていて高齢者福祉施設や飲食店などの人手不足解消の一助にと期待されています。