伊藤詩織さんが提訴 SNSの誹謗中傷者は素人でも特定できる
ジャーナリストの伊藤詩織氏が、漫画家・はすみとしこ氏からツイッターで「枕営業」とヤユする書き込みをされたとして提訴した。リツイートした男性2人を含んだ3人に計770万円の損害賠償を求めている。
伊藤氏は元TBS記者から性的暴行を受けたことを17年に公表。その後、3人は中傷するようになった。男性はクリエーターと医師だという。
投稿者の特定では、評論家の荻上チキ氏ら5人のリサーチチームが活躍。ツイッターやフェイスブックなど70万件の書き込みをチェックし、4カ月間かけて割り出したという。この種の作業は捜査のプロの警察が担当するもの。素人でもできるのか。
「どのような手法を用いたかは知りませんが、時間とチームワークがあれば可能です」とは、ITジャーナリストの井上トシユキ氏だ。