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2020年06月11日(木)

Update: 6.11の暴落について 追記あり『小池危機・東京危機について』

テーマ:経済全般・株式・為替市場

長期緩和スタンスを示したFOMC翌日、ダウ、ナスダック、SP500と株式はすべて暴落。

 

原油先物も再度の暴落で3月の再来といった様相。しかし下げ余地が残されていた10年利回りが急低下するのは理解できる。

 

ただ、センチメントが引っ張る瞬間的な値動きは別として、引き続きドル円レートが「急激な円高方向」に進むことは現時点においても想定していない

 

緩和政策といえども、あくまでオーバーナイト金利を下に引っ張るような明確な(金利)システムに変えない限り、そのような動きにはならないと考える (カラクリ2版p202)。 時間軸のアナウンスだけでは弱い、という事。

 

先日に政策を決定したばかり。株式に関しては調整のレベルがどうなるかという事も踏まえ、やはりというべきか6月3週がカギを握りそうだ。

 

 

 

小池危機、東京危機について

 

追記: ゼンゼン関係ないけど都知事選が近づいてきて、現都知事への複数疑惑が報じられている。予め決められていた知事選前のステップ移行やアラート解除といった自らの権力ロードマップに多くの方が辟易しているのが伝わってくる。

「命より五輪」の彼女が3月3連休以前に動いていたら東京の状況も違っていたと感じる。以下、bloombergから。

 

 

東京の4月死亡者数は例年に比べ1割増、新型コロナの超過死亡を示唆(bloomberg)

 

東京都が11日発表したデータによると、4月の死者数は10107人。過去4年間の同月の平均死者数(9052人)を12%上回り、1000人程度の超過死亡の可能性が示された。昨年比では7%増加した。4月の新型コロナ感染による死者数は104人だった。

 

東京慈恵会医科大学の浦島充佳教授は「新型コロナによる死者数を過小評価している可能性は否めない」と指摘した。超過死亡と推測される死亡者1000人の一部には、新型コロナの診断を受けずになくなった人が含まれている可能性があると話した。(抜粋)

 

 

今回のコロナ危機で感じたのは、やっぱり信用に値するリーダーが必要だった、ということ。大阪は最たる例でしょう?

 

ただでさえ支離滅裂なことをやってきた現都知事が続くことになれば第2波がやってきたとき大混乱となるだろうし、この人の事だから途中で投げ出して五輪が終わったら前みたいに国政進出すると思いますよ。 

 

感染が抑制されたようにみえるのは、理不尽な要請に従った国民の行動によるものであるにもかかわらず、自分の手柄としてアピールしようとしているもんね。

 

現都知事の目的は「女性初の首相」になる事。 都政に関心ないのは見ていてわかるし疑惑の書籍や記事が多くなっているがこれは必然ですね。 権力志向で政治的な信念など無きに等しい。都民や国民の事を第一に考える真摯な人が必要なんじゃないですか? 東京だけの話ではないけど。

 

ステップ1は知事選で勝つ事。ステップ2は任期中での五輪開催。ステップ3が首相の座、といったところでしょう。 

 

ここ(ステップ1)で打ち砕かないとただでさえ滅茶苦茶な日本は一層のカオスに包まれる。 1を通過させてしまえば、2と3はもう国民の手でどうこうできるものではないので後悔先に立たず、といったディレンマに陥ることになる。

 

都に必要なのは大阪を見て分かるように堅実で分かりやすいメッセージを発するリーダーだと思われ。大阪府知事が推す候補者(小野氏)がいるのであれば財政危機に直面するであろう東京を、痛みを伴いながらも長期的に立て直すんじゃ‐なかろうか。吉村知事や橋下氏も連結して力になってくれるものと思われる。

 

問題なのは、小野氏や山本太郎氏、ひょっとするとこの後に出てくるかもしれない著名候補者に票が割れてしまうと、知名度から現職が再選してしまうこと。

 

5年前に【アテネ経由デフォルト行きのギリシャ、東京経由デフォルト行きを連想させる日本】って記事を書いたんだけどそうならないことを祈る。(記事の内容は知事とは無関係) また更新します。