新型コロナウイルスとそれに伴う経済危機が世界を襲い、マレーシアも全土がロックダウンされ、GACKTも自粛生活を送ることに。
6月11日放送の『直撃!シンソウ坂上』(フジテレビ系)では、マレーシアで暮らすGACKTの今を取材した。
GACKTは方向音痴?意外な素顔
マレーシアは3月18日から全土でロックダウンされていたが、5月4日に条件付きで緩和され、飲食店の営業などは認められるようになった。
自宅にこもりきりだったGACKTは、緩和後に2ヵ月ぶりに外出。その模様をGACKTの姉が撮影した。
10歳年上のGACKTの姉は、メディアに顔を出すことはなく、謎に包まれているが、かなりの酒豪で、普段はフィリピン在住だが、現在はマレーシアでGACKTの生活をサポートしているという。
訪れたのはクアラルンプールの中心にあるマレーシア最大級のショッピングモール「PAVILION」。
以前は大勢の人で賑わっていたが、ロックダウンが緩和後、どうなっているのか。
車で訪れたGACKTはまず、駐車場から以前との違いを実感。駐車場に到着した時点で来場者の体温をチェックするようになっていたのだ。
するとGACKTは「僕はこの国に来てほとんど駐車場に止めたことがない。クアラルンプールは、どのモールやホテルにもバレーパーキング(駐車代行サービス付き駐車場)が付いている。なので普段は鍵を渡して『止めておいて』って感じでOKなんです」と明かした。
そんなGACKTは車を止める場所を探しながら「自慢じゃないけど世界で5本の指に入る方向音痴。駐車場が全部同じに見えて、車を探すのに1時間半かけたりとか、結構ありました。久しぶりに自分でこうやって車を止めます」と意外な弱点を告白。
それから慣れない駐車を済ませ建物の中に入ろうとすると、突然「どこに止めたか覚えておかないと」と車を止めた場所を撮影。その様子を見ていた姉もGACKTの行動に驚いていた。
3ヵ月ぶりの外食へ
2ヵ月ぶりの外出に興奮気味のGACKT。建物によって、入り口で名前とパスポートを確認し、人数制限する店もあるという。
飲食店などが開いているのを見て、「お土産にシュークリームとか買いますか」と撮影している姉に向かって話すGACKT。普段見せない素の表情を見せ、姉も撮影しながらうなずいていた。
早速、GACKTが向かったのは、行きつけの高級葉巻店。
ここに来るとついつい爆買いしてしまうといい、1年前に密着したときには滞在時間5分で120万円を使っていた。
「なんかうれしいですね。外に出られるだけで幸せを感じます。感謝ですね」と笑顔を見せるGACKTは、「僕はよくここに来て、このコーヒーを飲むのがすごく楽しみだった」と、店で出されたコーヒーをしみじみと味わっていた。
さらにこの買い物から1ヵ月後、お気に入りの店に向かうため再び外出。ロックダウン以前は毎日外食をしていたというGACKTだが、この日は、3ヵ月ぶりとなる外食をするという。
向かったのはクアラルンプールの5つ星ホテル「アリラ・バンサー」。このホテルの41階に行きつけのレストランがあるという。
紫色のジャガーを颯爽と降り、パーキングの係員に鍵をスマートに渡してホテルの中へ。
「こういうお店に入るときは、ホテルでも(QRコードを)スキャンしてIDを全て記入。誰がここに来たのかを管理して、その跡を追えるようにという対策しています」と解説。
また、エレベーターの使い方にもルールがあるといい、「常に客は4人しか乗れない。四隅にしか乗れないように常に管理されています」と話した。
その理由をGACKTは「もし、飲食店内で感染者が出た場合、ルール違反した飲食店がペナルティを払わなければいけないんです。なので、その飲食店自体が責任を持って顧客を管理するということを徹底的に義務づけられているんです」と明かした。
こうして到着したのは高級フレンチレストラン「エンティール」。
GACKTお気に入りのマレーシア産高級キャビアやフレンチの巨匠によるサーモン・オゼイユなど全6品、約1万2000円のコースを堪能した。
また、マレーシア・クアラルンプールの超高級住宅街にある総面積1700㎡の豪邸での生活はどうなっているのか。以前はこの豪邸にダンサーなど仲間たちを呼び、トレーニングやポーカーを楽しむ毎日を送っていたGACKTだが、ステイホーム期間中は愛犬のトレーニングをしたり、オリジナルの自粛ソングを熱唱したりしていたようだ。
(「直撃!シンソウ坂上」毎週木曜 夜9:00~9:54)