古市憲寿氏 ネットの誹謗中傷に憂い「心の優しい人、傷付きやすい人でも活躍できる社会に」

[ 2020年5月24日 18:53 ]

日本テレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(35)が24日放送の日本テレビ「真相報道バンキシャ!」(日曜後6・00)に出演、ネット上の誹謗(ひぼう)中傷について「ルールを変えるべきところがある」と主張した。

 SNSを駆使して情報発信している古市氏は「対面で誰かを悪く言うのは凄く勇気がいることですが、SNSだと、本当に気軽に誰かの悪口や誹謗中傷ができてしまう。結果、心の強い人しか、または鈍い人しか有名人として生き残れない状況にある」とSNSの現状を憂い、「本当はもっと心の優しい人、傷付きやすい人でも活躍できる社会の方がいい。そういう意味でも、いろいろと変えるべきところはあるんだろうなと思っています」とルールづくりが必要だと持論を展開した。

 23日、女子プロレスラーの木村花さんが22歳の若さで死去したことが分かった。「Netflix」で配信中の恋愛リアリティー番組「TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020」にも出演中だった木村さんに対し、SNSを通じて個人攻撃があったとされている。

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2020年5月24日のニュース