観る・録る・ひろがる、新しい視聴体験 今、4K有機ELテレビを検討するなら FUNAI「7030シリーズ」は見逃せない!
大型テレビの購入を検討する際、せっかくならば液晶テレビではなく、有機ELテレビを購入したいと考える人は少なくないはず。さらには、高画質で高音質、4K放送が視聴できて、4K裏番組も録画したい……。しかし、それらすべてをかなえられる有機ELテレビはなかなかなく、しかもまだ手が出しにくい価格が付いているのが実情だ。ところが、ヤマダ電機が独占販売しているFUNAIの最新4K有機ELテレビ「7030シリーズ」なら、BS/110°CS4Kチューナー2基と2TBのHDDを備えながら、その販売価格は274,780円(税込。価格.com最安価格。2020年5月25日時点)からとお手ごろ。テレビ選びの「アレもコレも」にどこまで応えてくれるのか、早速、本機の実力をチェックしていこう。
最新モデル登場「FUNAI」の最新4K有機ELテレビは「アレもコレも」がかなう!
今、大型テレビを買い替えるなら、どんなモデルがよいだろう。やはり、液晶テレビではなく、高画質をうたう有機ELテレビだろうか? もちろん4K放送はマストで視聴できることが条件になるだろうし、さらに4K裏番組も録画できるモデルとなると、それなりの出費を覚悟しなければならない。となると、どこかで妥協が必要になってくる。画質か、音質か、機能か。そう簡単に、「アレもコレも」は手に入らないものだ……。
そう思って肩を落としているのなら、「仕方がない」とあきらめる前に、ぜひチェックしてほしいモデルがある。それが、FUNAIの最新4K有機ELテレビ「7030シリーズ」だ。世界中で知られる「FUNAI」ブランドを擁する船井電機は、競争し烈な北米の液晶テレビ市場において、日本メーカーとして年間出荷台数No.1※を誇る老舗メーカー。2017年には日本市場に再参入し、世界基準の高画質・高音質はもとより、「ヤマダ電機の独占販売」というトピックでも話題を集めた。
そんなFUNAIの最新フラッグシップモデルとなる「7030シリーズ」は、BS/110°CS4Kチューナー2基に加え、4K放送を最大約132時間録画できる2TBのHDDを搭載。4K放送を視聴しながら、4K放送の裏番組をたっぷり録画することができる。
となると価格も高くなりそうなものだが、その価格には驚かされる。別途4Kチューナーやブルーレイディスクレコーダーを用意することなく、4K放送の「観る」「録る」を本機1台で完結できるのに、55V型モデル「FE-55U7030」の販売価格は274,780円(税込。価格.com最安価格。2020年5月25日時点)。多くの人にとって手の届きやすい価格を実現しつつも、テレビ選びの「アレもコレも」に応えてくれる魅力的な1台となっている。
※Source - Omdia, TV Sets Intelligence Service Premium Q419.Market share based on unit shipments. Results are not an endorsement of Funai Electric Co., Ltd. Any reliance on these results is at the third-party's own risk.
FUNAIの薄型テレビにおいてフラッグシップモデルに位置づけられる「7030シリーズ」。55V型モデル「FE-55U7030」の販売価格は274,780円(税込。価格.com最安価格。2020年5月25日時点)となる。これ1台で、4K放送を高画質・高音質に楽しめるうえ、BS/110°CS4Kチューナー2基と2TBのHDDを搭載し、4K放送の裏番組録画まで可能というから驚いてしまう。なお、画面サイズは65V型と55V型の2モデル展開だが、今回のレビューでは55V型モデルを使用した
高画質 新エンジン「クリアピクス2 アドバンス」と「Dolby Vision」対応で、
美しく、精細な映像を表現
せっかく4Kテレビを購入するのなら、4K放送や「4K Ultra HD Blu-ray」、動画配信サービスの4Kコンテンツ、さらに地上デジタル放送まで、できるだけ高画質で楽しみたい、と誰しもが思うはず。そんな思いに応えるべく、「7030シリーズ」には、FUNAIが誇る世界基準の高画質技術が惜しみなく搭載されている。
そのひとつが、有機ELパネルの特性を最大限に引き出す映像処理エンジン「クリアピクス2 アドバンス」。これにより、AI(人工知能)による機械学習を用いて構築した映像データベースを参照し、入力された映像信号に対して適切なノイズ低減処理と超解像処理が瞬時に施されるため、なめらかな階調表現と精細感が両立された、リアリティのある映像美を楽しむことができるのだ。
さらに、4Kコンテンツだけでなく、地上デジタル放送をはじめ、ブルーレイなど、それ以下の解像度の映像も4Kクオリティの映像にアップコンバートしてくれる「4K クリアピクスリマスター」を搭載。毎日見ている地上デジタル放送の番組も、4Kクオリティの高画質で楽しめるのだ。
また、明部と暗部の差をより明確に描き分ける新世代の輝度拡張技術「HDR(High Dynamic Range)」にもしっかり対応。4K放送で現在採用されている「HLG(ハイブリッド・ログガンマ)」はもちろん、「4K Ultra HD Blu-ray」や動画配信サービスなどに採用されている「HDR 10」、そして4K/HDRの中でも最高画質を誇る「Dolby Vision(ドルビービジョン)」と、HDRの主要3大方式をきっちりとサポートして。広い色域で鮮明な色彩と豊かなコントラスト表現を実現し、漆黒の闇から、きらびやかな光の輝きまでをリアルに描き出してくれる。
クリアピクス2アドバンス
ノイズ低減処理と超解像処理を同時に施すデータベース型の映像処理エンジン、「クリアピクス2 アドバンス」。ノイズの発生を最小限に抑えつつ、ディテールまで精細に描写できるため、まるで実景を眺めているかのような、奥行き感のある4K HDR映像が楽しめる
4Kクリアピクスリマスター
独自のデータベースやアルゴリズムに基づき、地上デジタル放送をはじめ、フルHD解像度以下の映像を4Kクオリティの映像にアップコンバートしてくれる「4K クリアピクスリマスター」。実際に本機で地上デジタル放送を視聴してみたが、4K相当に解像感を高めた映像は、精細でありながらノイズも極めて少ない印象。4Kアップコンバート映像は、どこか“作られた画”のように感じてしまうことも少なくないのだが、そうした映像の破綻もまったく見られなかった
HDR映像 イメージ
Dolby Vision イメージ
HDRの3大方式「HLG」「HDR 10」「Dolby Vision」にフル対応。コンテンツにかかわらず、4K/HDR映像が持つ精細さや、圧倒的な明暗表現を余すことなく堪能できる
高音質FUNAI独自のサウンドシステムと「Dolby Atmos」がもたらす立体音響
4K HDR映像の魅力を余すことなく堪能できる高画質もさることながら、「7030シリーズ」で大きなトピックとなるのが、音質へのこだわりだ。「7030シリーズ」は、本体前面下部に装備された2基のフルレンジスピーカー(15W+15W)と、本体前面に装備されたウーハー(10W+10W)に加え、本体上部に、天井に向けて音を出し、音の反射を利用して本格的な3次元音響を実現する2基のハイトスピーカー(10W+10W)という6基のスピーカーを搭載。合計70Wにも上る大出力をマルチアンプで効率よく駆動させる「マルチディレクション型FUNAIサウンドシステム」を採用している。さらに、水平方向に加え、上下方向の立体音響を実現する「Dolby Atmos」にも対応しており、別途ホームシアターシステムを構築しなくとも、テレビ内蔵のスピーカーだけで十分に臨場感あふれるサウンドを楽しめるのだ。
実際に「7030シリーズ」で「Dolby Atmos」対応コンテンツを視聴してみたが、天井に音を反射させて高所からのサラウンドを実現するハイトスピーカーの効果は顕著に発揮されており、左右はもちろん、垂直方向にも音像がしっかりと移動するため、映像への没入感が段違いに高い。登場人物のセリフも画面中央にしっかりと定位するので、音楽ライブから映画、そしてドラマまで、さまざまなコンテンツで本格的なホームシアターのようなサウンドを楽しむことができた。
「Dolby Atmos」に対応する映画や音楽ライブなどの「Ultra HD Blu-ray」のタイトルを視聴してみた。ハイトスピーカーの効果は想像以上で、映画では、画面上部を横切るヘリコプターの音が頭上から降り注ぐような感覚が得られ、ライブ映像では、映像に合わせてボーカルの声がしっかりと定位し、会場の歓声に包みこまれるかのようだった。テレビの内蔵スピーカーだけで作られているとは思えない、圧巻のサウンドだ
使い勝手さらに使いやすくなった録画機能。「Android TV」にも対応
1台でテレビ番組の視聴も録画もできる利便性を備えた「7030シリーズ」だが、それだけに気になるのが使い勝手である。どれだけ機能が充実していても、簡単に使いこなせないのでは本末転倒。使い勝手や操作性にすぐれていればこそ、多彩な機能を自在に活用し、快適なテレビライフを満喫できるのだ。
その点、「7030シリーズ」には、好みの番組のジャンルなどを選択しておけば、自動で録画予約をしてくれる「おまかせ録画」や、録画した番組をジャンルごとに分類してくれる「みつかる録画一覧」、番組の出演者を画像付きで表示し、その出演者が出演する別の番組も表示してくれる「つながる番組表」などの各機能が用意されている。ある程度自動で番組録画を行ってくれるうえに、2TBの内蔵HDDに録画された膨大な番組の中から、見たい番組を素早く見つけ出し、すぐに視聴を始められる工夫がなされているので安心だ。
また、Googleのスマートテレビ向けOS「Android TV」を採用しているのもポイントで、「Googleアシスタント」を使った音声検索や、各種動画ストリーミングサービスへのシームレスなアクセスもお手のもの。リモコンに向かって話しかければ、リモコンボタンを使った面倒な文字入力なしでスピーディーに検索でき、とても便利だ。
新番組、カテゴリー、ジャンル、出演者など、設定した項目に合わせて自動で録画してくれる「おまかせ録画」を使って、好みの番組をたっぷり録画。2TBの内蔵HDDには、データ量の大きな4K放送でも約132時間の録画が行える。録画した番組をジャンルごとに分類してくれる「みつかる録画一覧」を使ってみたところ、目当ての番組を素早く探し出し、すぐに視聴を開始できた
つながる番組表
Android TV
Googleアシスタント
付属リモコン下部には、動画ストリーミングサービスの「YouTube」「AbemaTV」「Hulu」「U-NEXT」「dTV」「DAZN」それぞれにワンプッシュでアクセスできる専用ボタンが設けられている。また、リモコン上部にマイクを内蔵しており、ボタンを押してリモコンに話しかければ、「今日の天気は?」などと知りたい内容を聞いたり、YouTubeなどの動画の検索が行える。早速試してみたが、音声の認識精度が高く、複数の単語を組み合わせてもしっかりと認識してくれた
独占販売元となるヤマダ電機ならではの、手厚い保証サービスも「7030シリーズ」の魅力のひとつ。標準となる3年のメーカー保証に、4年のヤマダ電機延長保証をプラスすれば、合計7年という安心の長期保証が受けられるのだ。保証に含まれない免責事項があるとはいえ、決して安い買い物ではない大型テレビの購入を検討するうえで、背中を押してくれる安心材料になるのは間違いない。性能や機能、価格に加えてもうひとつ、安心感という意味でも高い満足度が得られる1台というわけだ。
※ 3年のメーカー保証に、4年のヤマダ電機延長保証を追加した場合。
まとめ“高嶺の花”に手が届く驚きとよろこび
多くの人にとって、大型有機ELテレビはまだまだ「高嶺の花」。予算内で有機ELテレビを手に入れるためには、画質や音質、機能などの面で少なからず妥協するしかない、と思っていた人も多いはずだ。
だからこそ、FUNAIの「7030シリーズ」には驚かされた。フラッグシップモデルの名にふさわしい高画質・高音質を実現しているうえ、BS/110°CS4Kチューナー2基と2TBのHDDを装備し、4K放送の視聴はもちろん、録画までこれ1台で行える。それでいて55V型モデル「FE-55U7030」の販売価格は274,780円(税込。価格.com最安価格。2020年5月25日時点)と、性能にも機能にも妥協することなく、多くの人に手が出せそうな価格を実現しているのが大きな魅力。今、有機ELテレビの購入を検討するなら、「7030シリーズ」を選択肢に入れない手はないと、強く実感できた。