東京都は、新型コロナウイルスの感染拡大への警戒を呼びかける「東京アラート」について、感染状況が悪化していなければ、11日に解除を決めて、休業要請の緩和についても、「ステップ3」に移行する方針。
東京アラートをめぐっては、10日、すでに解除の目安となる3つの指標のうち、新規陽性者数と感染経路不明の割合が数値をクリアしている。
関係者によると、11日の感染者数が、22人から23人程度に収まり、感染状況が悪化していなければ、専門家の意見もふまえたうえで、11日午後8時半をめどに開かれる対策本部会議で、解除を決定する方針。
さらに休業要請についても、3段階のうちの最後となる「ステップ3」に、12日午前0時にも移行する見通しで、その場合、カラオケ、ネットカフェ、ゲームセンター、遊園地なども緩和されることになる。