マスク生産の仕事をと抗議、三重 シャープ工場日系人

2020年6月10日 11時39分 (共同通信)
 日系フィリピン人派遣労働者のマスク生産の仕事を求め、シャープ三重工場前で要望書を読み上げる労働組合の関係者(左端)=10日午前、三重県多気町

 日系フィリピン人派遣労働者のマスク生産の仕事を求め、シャープ三重工場前で要望書を読み上げる労働組合の関係者(左端)=10日午前、三重県多気町

  •  日系フィリピン人派遣労働者のマスク生産の仕事を求め、シャープ三重工場前で要望書を読み上げる労働組合の関係者(左端)=10日午前、三重県多気町
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、マスクの生産を始めたシャープ三重工場(三重県多気町)で、日系フィリピン人の派遣労働者が仕事のシフトが減っているのにマスク生産に携われていないとして、労働組合「ユニオンみえ」(津市)などは10日、工場前でマスク生産の仕事を求める抗議行動を行った。
 午前9時すぎ、日系フィリピン人労働者ら約30人が正門に集まり「私たちにマスク作らせて」などと書かれたポスターを掲げてアピールした。約13年間勤務してきたジャニマル・マテウスさん(45)は、コロナ禍で約30万円の月収が半減。「生活費が全く足りない。早く仕事がほしい」と話した。

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