米ハワイを訪問した韓国人が当局の自己隔離指示を破り現地警察に逮捕されたことが確認された。

外交部は１０日、「最近ハワイを訪問した韓国国民が１４日間の義務隔離規定に違反し逮捕される事件が発生した」として類似事例の防止に向け訪問客に注意を促した。

ハワイ州は３月中旬から観光客など外部からの訪問者を対象にホテルなどの宿泊場所で１４日間の隔離期間を持たせる防疫指針を施行中だ。

これに伴い、ハワイに到着した旅行客は連絡先と宿泊場所などを書類に記載し防疫当局に提出しなければならない。また、１４日間の義務隔離に違反する場合、最大５０００ドルの罰金刑と１年の懲役刑も甘受するという内容に自筆で署名しなければならない。

外交部は韓国国民逮捕の情報を確認し、現地公館を通じて現地の弁護士を斡旋するなど必要な領事助力を提供している。

外交部は「ハワイ州は１４日間の義務隔離規定に違反する訪問客に対しとても厳格に法律を執行している。ハワイ訪問予定の韓国国民は１４日間の義務隔離関連規定を熟知し訪問時には同規定を徹底的に順守してほしい」と呼び掛けた。