正義記憶連帯(正義連、旧挺対協)がソウル市麻浦区で運営する慰安婦被害者の休養施設の所長が6日夜、京畿道坡州市の自宅で死亡しているのが見つかった事件。事件発生直後、第一通報者は「所長の知人」と報じられていたが、尹美香(ユン・ミヒャン)国会議員(共に民主党)の補佐を務める人物であることがわかった。
尹美香の補佐を務めるAさんは6日午後10時35分ごろ、所長と連絡が取れないと消防当局に申告した。聯合ニュースが9日報じた。通報を受けた警察と消防当局は京畿道坡州市にある自宅トイレで所長が死亡しているのを確認した。Aさんは警察に対し自ら公務員と伝えていたという。
警察は所長は自殺したとみている。事件を捜査している坡州署は所長の携帯電話を調査し、最後に通話した人物を確認し、遺書などが携帯電話に残されていないかなど確認中だ。