コロナ失業相談も 日本初のオンライン労働組合の使い勝手
コロナ不況により夏以降に失業者が世にあふれることは避けられない。リーマン・ショック時の数値に当てはめると、国内の265万人が新たに職を失うという予測も出ているが、景気減速はリーマン・ショックに匹敵するどころか、はるかに上回る可能性もある。もし自分がその立場に立たされた時には、どこに相談すべきなのか?
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国内景気の急激な減速を受け、企業による「解雇」「雇い止め」「配置転換」などの不当行為が横行している。テレワークを理由とした給与の減額もよく聞く話だが、大原則として在宅勤務であることは賃金を下げる理由にはならない。法律を知っていれば、こんなことで泣き寝入りせずに済むことは多い。ただし、多くの人は「この不況だから仕方ない」と思い込んでしまっている。
そんな中、国内初のオンライン労働組合「みんなのユニオン」(0120-984-406 24時間対応)が誕生し話題になっている。労働組合というと、「活動家」のイメージを持つ人もいるだろうが、同ユニオンは加入も脱退もパソコンやスマホでオンライン上で済ませられる。この利便性から学生も含めた幅広い層から相談が舞い込んでいるという。