世界経済は今年5.2%縮小 「戦後最悪の景気後退」[2020/06/09 08:25]
世界銀行は2020年の世界経済の成長率が新型コロナウイルスの影響でマイナス5.2%に落ち込むという予測を明らかにしました。「戦後最悪の景気後退」になるということです。
世界銀行は8日、2020年の世界経済の成長率について1月時点の予測から7.7ポイント引き下げてマイナス5.2%となるという予測を発表しました。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響で戦後最悪の景気後退になるとしています。国別ではアメリカと日本がいずれもマイナス6.1%、ユーロ圏がマイナス9.1%、中国が1.0%のプラスという予測になりました。2021年については4.2%のプラス成長まで回復すると見込んでいますが、新型コロナウイルスの感染長期化などで1%程度のプラス成長にとどまる可能性もあると指摘しています。
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