標記につきまして、NITEの中間発表に端を発した一部誤報から広がった次亜塩素酸水の有効性と空間噴霧の安全性について誤った風評が広がっています。
この風評による混乱でこれからの感染防止と新しい社会生活での有効な除菌液の活用が阻害されて国民・児童に感染が広がることに危機感を持った科学者が研究成果とアピールを発表。
次亜塩素酸水溶液の活用の普及に取り組む、学者、メーカー、ユーザー等有志による「次亜塩素酸水溶液普及促進会議」がアピールと公開質問状を発表します。
NITEのファクトシートに研究の一部を掲載された三重大学福﨑教授は次亜塩素酸水の有効性と安全性の研究成果を解説し、北海道大学名誉教授で6月1日にNITEと同条件下の試験で次亜塩素酸水は新型コロナウイルスの不活化に有効だったという試験結果を発表した玉城先生は沖縄からテレビ出席していただく予定です。
東京工業大学の奈良林特任教授からは空間噴霧の現状と海外事例などの紹介をします。
日時: 6月11日(木) 11:00~12:00
会場: TKPガーデンシティPREMIAM丸の内パシフィックセンチュリープレイス13階 ホール13A
東京都千代田区丸の内1丁目11番1号
次第:
11:00 | 会見趣旨説明・アピール |
次亜塩素酸水溶液普及促進会議代表 越智文雄 | |
11:05 | 三重大学大学院教授 福﨑智司 |
次亜塩素酸水溶液の効能・空間噴霧の効果と安全性 | |
11:15 | 北海道大学名誉教授 玉城英彦 (テレビ参加) |
新型コロナウイルスに対する次亜塩素酸水溶液の有効性試験結果 | |
11:25 | 東京工業大学特任教授 奈良林 直 |
大量空間噴霧の実際と可能性 海外採用例 | |
11:30 | 各研究者への質疑応答 |
11:55 | 終了 |
次亜塩素酸水溶液普及促進会議では4月から厚生労働省、経済産業省、総理大臣宛に提言書を提出しコロナウィルス対策として次亜塩素酸水溶液を活用するよう提言しています。また電解法以降に新しい技術として開発されたニ液混合法やパウダー製法による次亜塩素酸水溶液製品が普及していますが、既存団体が食品添加物としての申請時点で命名した次亜塩素酸水の定義に当たらないかのような誤解が広がっており、現下のコロナウィルス対策への除菌液不足という非常事態において本来感染防止に役立つ除菌液普及の阻害要因になっています。
また厚労省の推奨する次亜塩素酸ナトリウムの希釈方法について、次亜塩素酸水溶液の認知が広まるとともに名前が似ていることから取り扱いも混同される可能性があり、国民の健康に危険な報道がされる可能性もあります。
このホームページでは次亜塩素酸水溶液についてのわかりやすい解説と情報を掲示しておりますのでご覧ください。
まもなく経産省と第三者機関による新型コロナウィルスへの次亜塩素酸水溶液の有効性の試験結果が発表される予定です。試験対象とした製品の関係から上記のような「次亜塩素酸水(電解法によるもの)」と言う表記になると予想されますが、コロナウィルスに有効な次亜塩素酸水溶液は製法が限定されているかのような誤解が広まり、大量生産が可能な他の製法による供給が滞ることにならないようご注意の上、取材して報道してください。(2020年4月)
(2020年6月)
5月28日のniteによる新型コロナウイルスに対する代替消毒方法の有効性評価に関する検討委員会の中間報告書に「次亜塩素酸水」については、今回の委員会では判定に至らず、引き続き検証試験を実施することとされました。とありましたが、各種メディアで空間噴霧などは安全ではないなどの発表がされています。
一、次亜塩素酸水溶液は現在の新型コロナウィルスの流行とその後の新しい生活に対して感染予防策として役立つものである。
一、次亜塩素酸水溶液は正しい取り扱いを行うことで人体に影響なく安心して使える液体である。
一、その活用方法においては、空間に効果的に噴霧することによりエアロゾル感染を防ぎ、空気中及び床面・壁面など室内環境のウィルスを除菌することが可能である。
一、現在根拠なく「次亜塩素酸水溶液が新型コロナウィルスに効果がなくまた空間噴霧が健康に有害である」かのような報道がなされているがこれは明らかな誤報であり、本来感染防止に有効な手段を陥れる風評を作っている。結果、次亜塩素酸水の普及を妨げ新型コロナウィルスの感染を広げる結果となり重大な社会問題である。
一、根拠なく次亜塩素酸水溶液に対する誤った報道をしている報道機関は正しい事実に基づき取材し修正報道を行っていただきたい。
一、誤報の元となった中間報告を行った製品評価技術基盤機構及び経済産業省はより広く専門家の声を聞き誤解を受けないような最終報告を行っていただきたい。
空間噴霧への説明についても追加試験で正しい事実を発表していただきたい。
一、厚生労働省は国民の命と健康を守る本来の使命から、新型コロナウィルス感染防止に有効な手段として次亜塩素酸水溶液の効能と使用方法を広く普及させるため専門家を集め業界団体の利害を超えた国民のための取り組みを行っていただきたい。
一、政府は国民の命と健康を守るため医療機関、高齢者施設、防災避難所を始めとする必要な箇所への次亜塩素酸水溶液の配布と備蓄を進めていただきたい。
一、新型コロナウィルスを始めとするウィルスと共生する新しい社会づくりのために次亜塩素酸水溶液の活用を広めていただきたい。
2020年5月29日のNITEの中間発表をめぐって誤報の嵐となっており、全国の次亜塩素酸水溶液の愛用者から不安の声があがっています。
また、本来新型コロナウイルス対策の切り札となるべきものが誤報と取材不足により普及しなくなることで、これから防げるはずの感染者が増加することになります。
この状況を危惧した北海道大学玉城名誉教授と北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターが、NITEの中間報告対象と同じ条件下での第二弾の試験結果を発表しました。
次亜塩素酸水(PH5.5、40ppm)の新型コロナウイルスが30秒で不活化されたという発表です。
玉城先生の連絡先は下にありますので直接お問合せください。
尚、玉城先生はWHOに16年間奉職されており、いろいろなことに快活にお応えいただける方です。どうぞご取材ください。
Press Release (2020 年6 月1 日)
次亜塩素酸水(pH5.5、有効塩素濃度40ppm・電気分解方式による)の新型コロナウイルスに対する不活化に関する実証試験 -第二弾-
● 次亜塩素酸水(pH5.5、有効塩素濃度40ppm)による新型コロナウイルスの不活化
このたび日本エコ・システムズ株式会社(代表取締役 川田勝大氏)の研究依頼により、北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター(高田礼人教授)と協力し、電気分解法による微酸性次亜塩素酸水(pH5.5、有効塩素濃度40ppm)の新型コロナウイルスに対する不活化に関する実証実験を実施した。
協力者と共に、次亜塩素酸水に関する実証実験第二弾として、その成果を報告する。
● 次亜塩素酸水(pH5.5、有効塩素濃度40ppm)は新型コロナウイルスを瞬時に不活化する
今回の実験条件は、反応液におけるウイルス液とサンプル液の比率が1:19 以外は(前回は1:9)すべて同じである。同じ条件で2 回実験を繰り返しその再現性を担保した。
2 回の実験において、使用した次亜塩素酸水は前回同様30 秒、1 分、5 分、10 分の反応時間でウイルス感染価を約5 桁減少させ、実験で検出不可能なウイルス感染価以下まで不活化した。
コントロールに用いた普通の蒸留水においてはウイルスの不活化はまったく見られなかった。(添付資料参照)。
● まとめ
今回の実験で、微酸性次亜塩素酸水(pH5.5、有効塩素濃度40ppm)は前回の強酸性次亜塩素酸水に引き続き(つまり強酸性の次亜塩素酸水)、新型コロナウイルスに対する強力な不活化効果があることが実証された。
政府系の独立行政法人製品評価技術基盤機構「新型コロナウイルスに対する代替消毒方法の有効性評価に関する検討委員会」は2020 年5 月28 日、中間報告を発表しその中で、実証実験を担当した二つの研究所の実験結果に必ずしも一貫性がないことから、引き続き検証試験を継続を担当した二つの研究所の実験結果に必ずしも一貫性がないことから、引き続き検証試験を継続すべきであると結論付けている。
消毒用アルコールなどがひっぱくしている現状において、強酸性(pH2.7 未満)だけでなく微酸性(pH5.5)の次亜塩素酸水が新型コロナウイルスに対して有効と判断されたことの意義は非常に大きい。すなわちアルコールの代替品ではない、独立したより安全な消毒剤としての次亜塩素酸水の有効活用は新型コロナウイルス感染症予防対策に大きく寄与することが期待できる。
次亜塩素酸水(強酸性pH2.7 未満および微酸性pH5.5)は、比較的容易に入手可能な生成装置から吐水され、食品や物品等の消毒の他に、「手洗いに有効な資材としても推奨できます。」
私たちは新型コロナウイルス感染症の予防対策のために、次亜塩素酸水の有効利用を引き続きより積極的に検討していく所存です。
●連絡先 玉城 英彦(たましろ ひでひこ)
北海道大学名誉教授
札幌市北区北17条西8丁目
(Mail. tamashiro@med.hokudai.ac.jp)
(2020年6月)
[NITE発表]
https://www.nite.go.jp/information/osirase20200529.html
『なお、「次亜塩素酸水」については、今回の委員会では判定に至らず、引き続き検証試験を実施することとされました。』
※6月4日にはNITEホームページにて次亜塩素酸水中間QAが掲載され、有効性も空間噴霧も否定していないという見解を出している。
[報道例]
NHK報道リード部分
製品評価技術基盤機構は、新型コロナウイルスの消毒目的で利用が広がっている「次亜塩素酸水」について、現時点では有効性は確認されていないとする中間結果を公表しました。
⇐あっていますが、今回の発表は「界面活性剤の効果について」述べたものです。
次亜塩素酸水について発表しているものではありませn。
NITEでは噴霧での使用は安全性について科学的な根拠が示されていないなどとして控えるよう呼びかけています。
⇐間違っています。
YAHooニュース
次亜塩素酸水、新型コロナへの有効性は確認されず。NITE調査 Impress Watch
⇐間違っています。(その後、サイトへの反論批判の書き込みで炎
上し、タイトルも変えたようです)
[次亜塩素酸水溶液促進会議コメント]
〇次亜塩素酸水溶液のウイルスへの有効性については過去の新型インフルエンザやO-157、ノロウイルスなどへの除菌効果から新型ノロウイルスにも効くのではないかと期待を集めています。
〇除菌液不足の中で感染防止をしなくてはならないときに、厚労省が国会答弁などでも「次亜塩素酸水はエビデンスがないので推奨できない」とするのに対して、4月15日に経産省がNITEと試験するという発表がありました。
〇5月には北大玉城名誉教授研究グループと帯広畜産大学研究グループでそれぞれ「次亜塩素酸水溶液の新型コロナウイルスへの除菌効果試験結果は有効」との判定を発表しています。
〇今回の製品評価技術基盤機構NITEの中間報告は「現時点では確認されていない」というもので有効性を否定しているものではなく、次回報告を待つものです。
〇委員会資料で添付されているファクトシートから報道を起こしている記事もありますが、ファクトシートは検討委員会時点での知見をまとめたもので随時修正されるものです。(6月4日現在のNITEホームページでは、報道根拠をくつがえす掲載をしています)
〇空間噴霧についてもNITEが試験をして危険性を警告しているという事実はありません。ファクトシートに参考情報として掲載しているのも次亜塩素酸水溶液を特定した見解ではなく、「消毒液」という大きなくくりでの注意喚起で、同じく掲載されている厚労省の注意でも当初「次亜塩素酸を含む消毒薬の噴霧については」とあったものを「次亜塩素酸ナトリウムに係る注意事項」であると追記修正しています。
〇WHO見解も米国CDC資料も「消毒剤」と記載されており次亜塩素酸水溶液を特定していません。当然「消毒剤」には毒性のある除菌液もあり、人体に影響のない規制値以下の濃度に希釈されるものもあり、厚労省のように次亜塩素酸水ナトリウムのことを言っているのかもしれません。次亜塩素酸水溶液でも濃度とペーハーによっては危険な場合はあります。
〇事故情報データバンクに報告された2例についてはメーカー名も薬剤名も濃度も確認しないまま掲載しており、薬剤の問題か使用方法の問題かも調べずに研究機関の分析もないまま、書き込みだけで「人体への実際の影響がある」と断定するかのような記載がされています。
〇WHOに指摘されるまでもなく、勘違いして次亜塩素酸ナトリウムを空間噴霧している人がいます。中国や韓国では重症者がでています。「次亜塩素酸水溶液」と「次亜塩素酸ナトリウム」は別ものです。次亜塩素酸水溶液について報道するときには読者・視聴者が勘違いしないように必ず注意してください。
〇ファクトシートでいくつも引用されている福崎智司先生の「次亜塩素酸の科学-基礎と応用-」には、P91~P104 「第7章 次亜塩素酸水溶液の超音波霧化による施設環境の殺菌」の章で「次亜塩素酸水は空間噴霧が有効であり人体にも安全である」と書かれてあります。(添付) ここの部分だけファクトシート資料に引用されていないことが不思議です。
全国で長年現実のいろいろな除菌に活躍していて、いままでも新型インフルエンザや0-157の拡大防止に活躍し今年もこれからの食中毒、ノロウイルス対策に使用され、次のシーズンのウイルス対策にも期待される次亜塩素酸水溶液については新型インフルエンザ感染予防対策はもちろんこれからの「新しい生活」のためにももっとも期待できる除菌液です。
次亜塩素酸水溶液は紫外線に弱く効果のある期間が短いという欠点がありましたが、パウダーならば必要なときに必要なだけ新鮮な除菌液を作ることができます。
NITEの今後の予定でも「電気分解法以外で生成したもの」も継続検討されると記載がありますので試験してもらえることを期待しています。
メディアのみなさまにはできる限りの取材協力をしますので、多方面の研究と実用について正確に前向きに取材報道してください。北大玉城名誉教授もアドバイスしてくれます。
北海道の復活と「新しい生活」に向けてESI㈱と㈱あかりみらいが全道自治体に寄贈している「高純度次亜塩素酸水溶液生成パウダー」による住民配布を実行している自治体にも先日ある団体から怪文書メールが届いています。国民の命が掛かり、生活が変わっていくこの非常事態においてさえも業界の利権や自分の市場を守ろうとする団体や活動家の間違ったアピールや情報に惑わされずご取材ください。
PS. この件で朝から何件も問い合わせがある中に、いま東京のある名誉教授から「ノーベル賞受賞者の山中教授がご自身の情報発信のHPで、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム(次亜塩素酸水溶液生成パウダーの主原料)を使って消毒をした後にはウィルスは検出されなかったという論文を紹介しておられました!」という情報をいただきました。
(4月30日NITE中間報告)
新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価について、
経済産業省とNITEは国立感染症研究所及び学校法人北里研究所の協力を得て新型コロナウイルスを用いた検証試験を実施しています。
令和2年4月30日発表された途中検証結果では、右記の表の通り次亜塩素酸水はインフルエンザに対しての有効性があると発表しています。
NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構):出展
事務所内噴霧実験動画
次亜塩素酸普及促進会議事務局での実験です。
(2020年4月)
緊急事態宣言下で「やれることはすべてやる」のであれば、ひとつの取り組みとして、「自粛」だけではなくさらに「徹底した除菌」で感染を封じ込めるという行動が必要です。
北海道が2月末に全国で一番初めに緊急事態宣言を行ってからマスクや除菌液が不足する中で除菌技術の開発も進みました。次亜塩素酸水溶液には除菌剤不足の中で困っている全国の医療機関、歯科医、高齢者施設、お寺、自治体、学校、消防署、図書館、郵便局、ホテルからも多くの注文があり全国のメーカーが供給体制をとっています。
厚生労働省が次亜塩素酸ナトリウムの希釈を勧めており、「次亜塩素酸水は権威ある学術機関のエビデンスがないため推奨できない」という見解を出していて、全国の保健所等がそれに従っているので使うことができないという自治体保健衛生担当のジレンマがあるようです。
4月に厚労省、経産省に提言書を提出しました。首相補佐官を通じ総理大臣宛にも提言書を提出しました。ニュースにもなっていますが経済産業省では製品開発試験機構と一緒に次亜塩素酸水の新型コロナウイルスへの効果を試験して5月中にその有効性を発表します。
アルコールによる手洗いだけではなく人体に安全な次亜塩素酸水で空間除菌することにより病院や高齢者福祉施設でのクラスター感染予防はさらに徹底できます。
全町民に除菌剤を行き渡らせることで感染者ゼロ記録をさらに維持できます。
北海道沼田町でも白糠町でも全世帯に除菌剤を配布しました。沼田町全1400世帯に配っても費用は数万円です。
1週間はおろか数か月も一人も感染者が出ていない市町村が、さらに主要施設と住民全てが徹底した除菌をしていくのですから自粛を解除していくための準備段階の取り組みとして早く実行すべきです。
今回訪問した首長からは有珠山の噴火や駒ヶ岳の噴火など今、自然災害で「避難所開設になったときにどう新型コロナウィルスの集団感染を防止するか悩んでいた」というお話も聞きました。避難所に次亜塩素酸水を備蓄しておけば感染者が出た時にも除菌活動ができます。人体に害のある次亜塩素酸ナトリウムでは人のいるところの除菌はできません。
私たちが願うのはこの日本を救いたいということです。
本会議の主旨に賛同していただける研究者・企業・団体・ユーザーのみなさん応援を募集しております。
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