病院に侵入し、現金およそ340万円を盗んだとして男4人を逮捕。「まとまった金がある」との情報を元に狙いを絞る、いわゆる「狙い系」の犯行とみられています。

 逮捕されたのは名古屋市昭和区の無職・水上眞澄容疑者(67)と、港区のブラジル国籍のビラス・ボアス・ペレイラ・ロドリゴ容疑者(28)ら4人です。

 4人は共謀のうえ、去年7月、診療時間外の中区の病院に侵入し、受付のキャビネットにあった現金およそ340万円を盗んだ疑いなどが持たれています。

 警察によりますとロドリゴ容疑者ら3人が実行犯で、水上容疑者は3人に「あそこの病院に行けばまとまった金がある」などと情報を伝え、報酬を受け取っていたとみられます。

 警察は4人の認否を明らかにしていません。

 大金があるという情報をもとに狙いを絞る、こうした「狙い系」の犯行は増加傾向にあり、警察が注意を呼びかけています。※画像は愛知県警提供