「GLAYは確かに数十万人を集める音楽コンサートを行うなど、多くの資金が必要となる事業を多数行ってきました。所属事務所が資金をプールする必要があったとしても、GLAYのメンバーはかなり搾取されていたのではないか。印税率の低さもあり、彼らは同クラスのバンドやアーティストの半分程度の収入しか得ていなかったとも言われています」(前出・レーベル関係者)
なお、10月21日に放映されたNHK『SONGS』では、YOSHIKIとGLAYのメンバーが再会を果たす場面も放映された。かつての独立劇の"わだかまり"を解くという演出だったが、業界では「アンリミテッドグループの収益の一部はYOSHIKIに流れていた」との見方も根強い。さらには現在、前述のM氏とYOSHIKIがX JAPANの復活興行をめぐってモメているとの情報もあり、三者間の恩讐劇が結末を迎えるのはもう少し先のようだ。
(文=端下義人)
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