本日から6月です。
と言う事は、8月末に閉店する寺田屋の命も
あと3ヶ月。
そんな折に、法律事務所の弁護士から
寺田屋へ手紙が来ました。
こんな内容。
内容は
今の寺田屋の物件を8月を持って退去すること
退去するにあたって寺田屋がママに貸し付けていたお金や
ママが立て替えて来た人件費について
清算すること
本件について、この弁護士さんがママの代理なので
ママ本人には連絡しないこと
などが書かれていまず。
あゝついにこんな事になったか・・・とため息。
寺田屋のいきなりの閉店のお知らせをしたのは
今年1月1日元旦のブログで、
お客様には大変びっくりさせてしまいました。
寺田屋閉店の直接のきっかけは
12月3日に起きた事件。
ママのご主人に、酔って絡まれ
「出てってくれ!」と怒鳴られる
と言うのがきっかけなのですが。
(詳しくは後日に記述します)
その前に、根本的な問題として
寺田屋がずっと、6年間に渡って
玉鬘ママにお金を貸し続けて来た
と言う事実があります。
最初は、寺田屋をオープンしてから
数か月後のこと。
「当座の口座が不渡りを出しそうや!
今身動きが取れないから
急いで銀行に行って振り込んで!」
ママからの緊迫した様子の電話があり、
よく分からないまま
出先にいた私はタクシーで
某銀行の支店へ駆けつけ
現金を引き出して入金しました。
そのお金はすぐに返して貰いましたし、
ママにもありがとう、助かった
と言われ
何にせよ何事もなく良かったと思っていたのですが・・・
その後は、何かあると
メールや電話で
今日のお昼までに〇万円振り込んで!
と言う連絡が来るようになってしまいました。
数年後には結構な金額に。
寺田屋での飲食のツケ、
貸し付けたお金、
家賃の清算、、
そんな複雑な管理を
「そっちでやっといて欲しい」
と言われるので
私がちまちま計算していました。
面倒だとは思いましたが
ママも介護で大変だと仰っているし、
寺田屋の店舗を借りている恩もある。
時々、少しずつ返済しようとともしてくれている。
何より、ママとは仲良し(だと思っていた)なので
「大丈夫、大丈夫。ちゃんと返すから、心配しなくていいから」
と言う言葉を
疑いもせず信じました。
貸し付けの形は
ネットバンキングで振り込む、
小切手をきる、
寺田屋の家賃の前払い
と3段階くらい変わるのですが
とにかく毎月かかってきていた
振り込んで電話がかかってこなくなり、
来年からゆっくりでも返済を始めてくれたらいいなぁ
と思っていた矢先。
前述したようにママのご主人に
「出て行け」と怒鳴られ
あゝここまでだな
と心が折れました。
後日、落ち着いてから
寺田屋閉店の決意を伝え、
貸したお金の清算のお願いをしました。
この時から、ママの態度が急変。
過去にも何度か貸付金について
確認の文書をお渡ししていましたが
新たに用意するように言われたので、
主に家賃の清算部分を詳しく書いて渡したら
ご覧の通り。
真っ赤になって帰って来ました。
分かりやすく謎なのは
手元にある小切手の合計金額は145万560円。
でもその内、130万円分は重複?
重複ってなに?
ママに聞いてもはっきりしない。
税理士の先生に聞いても
「小切手は小切手でしょう」
最初はママが忙しく、
行ったり来たりしてくれていたのですが
途中からアシスタントを使い出し、
ママはお酒を飲みながら接客に徹し始めました。
まあ、それはそれで
お酒の匂いが嫌な方は
寺田屋店舗で召し上がっていただけばいいだけだし、
3階はママにお任せしたのだから
どうぞご自由にと思ってました。
ところが、そのバイト代は
「立て替えて払っておいただけ」
なので清算しろ、
お米代も清算しろ、
おつゆ代はええわ、
と言われてびっくり。
この立て替えのやり方はどうなのか聞きましたら、
「立て替え金の法律要件を満たしていないから無理ですね」
ですよね?
こちらは立て替えの依頼をしていないのですから。
でも、今回送られて来た
代理人弁護士からの手紙には
「井上が寺田屋のために立て替えて来た人件費等について清算を行う」
とあります。
この代理人弁護士は
今回の立て替えについて
法的に成立するとの考えなのでしょうか?
それとも強引に自身の法解釈を
主張してくるような人物なのでしょうか。
何にしましても
私が折衝をしなければいけない相手は
法の番人、係争のプロになりました。
今までは何だかんだあっても
ママが相手だと言う事で
なんとか穏便に済ませられないかと
道を模索して来ましたが、
ソフトランディングでは終わりそうにありません。
寺田屋閉店までジャスト3ヶ月。
お金が返って来なければ
移転もままなりません。
私が移転について
今まで全く言及して来なかったのは
この問題により、出来なかったからです。
コロナだけでも大変なのに
新たなる戦いの日々が始まります。
飲食店としての仕事だけがしたい。
頑張れ、と一言応援を
宜しくお願い致します。