これまでの一般的な紙管では、電子材料などを製造するクリーンルームにおける紙粉の発生や管理寸法のずれが、解決しなければならない課題でした。加えて、その性質上、水分の進入や雑菌の混入などがみられ、衛生面の問題点もありました。紙管の持つこうした課題をクリアしたかにみえた塩化ビニール製コアは、安価で比較的に成形加工が容易とはいえ、使用後の処理が困難となり、再生利用ができないという新たな問題点をかかえています。
当社の『ABSコア』は、「ABS樹脂」の使用により従来型コアがかかえるISO9000やISO14000関係、HACCP(食品衛生管理基準)、GMP(医薬品製造管理)における問題点をクリアしました。さらに、精密機器の製造に安心してご使用いただける高品質精密機器成形は、寸法や耐圧強度の要求にも柔軟な対応が可能なことから、まさに21世紀循環型社会にふさわしい理想的なコアといえます。
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御用途に応じて、3インチ、6インチタイプをご用意しております。 |