登録検査等事業者に関する指摘について
本日、関東総合通信局電波利用環境課より、次の様なご意見があったと連絡を頂きました。
1.登録検査等事業者の登録を受けているのは会長個人であるにも関わらず、ホームページを見ると、まるで団体で登録を受けている様にみえる。
2.アマチュア無線の社団であるのに、費用が書いてあり利益を追求している。
上記2項目についての当方の見解を次の通り示します。
1.確かにホームページ内で会長が個人的に登録を受けていると明記しておらず、誤解を招く可能性が否定できないことから、ホームページの表記を是正し、各イベント等出展時の名称や配布物等の名称の表記について注意致します。
2.電波法施行規則第3条第1項第15号にあるアマチュア業務の定義である「金銭上の利益のためでなく、もつぱら個人的な無線技術の興味によつて行う自己訓練、通信及び技術的研究の業務」と法に定められていることを根拠にご指摘いただいてるものと認識しています。
これについては「無線局」に対して定められているものであり、任意団体そのものに対して課している素質ではないと解釈します。
以上より、資格を持つクラブのメンバーを選任することについては、問題ないと判断します。
なお、アマチュア業務以外の活動をすることは本会の定款にも明記しており、総務省にも受理頂いております。
余談ですが、定めている費用は各種測定器の導入費・指定較正の費用・点検員の移動交通費及び諸届に使う各費用を賄うことを前提に設定しており、実際利益が出ることはほとんどありません。
我々はアマチュア無線局の検査を伴う新設・変更の敷居を少しでも低いものにしハムの皆さまの活動範囲を広げようと活動してきており、ご好評を得ていた中での出来事で、大変残念に思っております。
各種法令については厳守し本日まで点検業務を実施しています。
今後とも可能な範囲でサービスを提供して参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
また、登録点検事業と直接的には関係はございませんが、一部の点検員がSNS上で根拠のない総務省の活動実態や考え方を事実の様に投稿したことにつきまして、内容の正誤に関わらず点検員として相応しくないと判断し、適正に処分致しました。該当投稿によってご気分を害された方に深くお詫び申し上げます。
以上