2018.03.23

「ボランティア」が地域をつくる?おしゃべりカフェ2018

2018年3月10日(土)、焼津市総合福祉会館で中高生を対象にボランティアをテーマに「おしゃべりカフェ」が開催されました。副題は「ひとが好き、まちが好き。「ボランティア」でつながる」。当日は焼津に関わりがある中高生や関係者40名ほどが参加し、実際にボランティアをしている生徒さんの発表を聞いたり、お茶を飲みながら楽しくおしゃべりをされていました。

おしゃべりカフェには中高生も多く参加されていました

1999年から開催されている「おしゃべりカフェ」は2018年からは趣向を変えて、中高生が思う存分話ができる「おしゃべり会」方式に。最初は固かった生徒さんも、時間がたつにつれて自分から意見を伝えたり、イラストを交えながら話をしたり、和気あいあいとした楽しい交流会となりました。
ボランティア、というとなかなか「とっつきにくい」「かっこつけているみたいで参加しにくい」というイメージがありますが、参加者からは「人が好きだから参加した」「最初は気が引けたけど、参加したら喜んでもらえたのが良かった」と、口々に人とつながれたことの楽しさ、喜びを話されていたのが印象的でした。なかには、「卒業してからも続けたいな。」と話される生徒さんも。

チーム(藤枝特別支援学校)焼津分校のみなさん。地域のお祭りなどのボランティアをしたときに喜んでもらえたことがきっかけで、ボランティアに興味を持ったそうです

当日の司会は高校生!コーディネーターは大井川出身の青野みちのさん(写真右)

コーディネーターを務めた青野みちのさんは大井川中学校出身で、実際に仲間づくりのボランティアに取り組んでいます。「ひととまちがつながり、一緒になにかを作りたい」との思いから活動されているそう。司会の学生さんは今年高校を卒業し地元で就職されるそうですが、「焼津の街や人が好き」という気持ちは変わらないようです。
おしゃべりカフェ2018の主催者の方からは「ボランティア人材バンクがあるかぎりおしゃべりカフェも続けていきたい」とのお話もあり、今後もこういった交流イベントが企画されそうです。
「このまちが好き。だからだれかとつながりたい」。まずは仲間を作るところから始めませんか?

 

【おしゃべりカフェ2018 お問い合わせ】
焼津市教育委員会社会教育課
担当:金子

〒421-0205 焼津市宗高900
TEL 054-662-0570
FAX 054-662-0630
Email:shakaikyouiku@city.yaizu.lg.jp

まちかどリポーター:ささぱんだ
この記事を書いた人
焼津まちかどリポーター 
ささぱんだ

地域づくりに興味があり焼津まちかどリポーターに。夫と2歳の娘の3人家族。フルタイムで働きながら趣味に育児に奔走中。趣味はおいしいパン屋めぐりと動物園・水族館めぐり、テディベア作り、家庭菜園。
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