走行中の電車の中から線路に消火器を投げて、電車の運行を遅らせるなどした疑いで、37歳の男が警視庁に逮捕された。
三浦勝敏容疑者(37)は、5月3日、東京・武蔵野市で、走行中のJR総武線の上り電車の中で、備え付けの消火器を窓ガラスに投げつけ、さらに窓を開けて、その消火器を線路に投げ入れ、電車の運行を遅らせた疑いが持たれている。
消火器が窓ガラスにあたった際、消火剤が車内に漏れ出したため、この電車は、安全確認などのために一時運転を見合わせた。
三浦容疑者は当時、酒に酔っていたとみられ、調べに対して、「今は何も思い出せません」と供述している。