2019.06.10
ひよころ鶏園の有精卵について
当園は繁殖を目的とした卵の販売を行っておりません。
ひよころ鶏園の卵を「孵化・繁殖用に購入したい」というお問い合わせを多数いただきます。
当園の有精卵は食用としてJAS(日本農林規格)の定める規格以上の飼育方法を行っておりますが、
繁殖を目的とした有精卵の生産は行っていない為、受精率・孵化率は繁殖用の有精卵とは異なります。
また、一部の品種につきましては、純系での繁殖利用を禁止されているものもある為、
100%純系が生まれないよう対策をとっている品種もあります。
孵化目的でご購入の際は、下記の詳細をご理解頂いた上で、ご注文をお願いいたします。
※画像をクリックすると拡大します
➀ 食品の有精卵は、繁殖を目的とした有精卵とは異なります。
②卵が生まれたときの季節や、温度などの環境条件や、
親鶏の体調によって孵化率が変ります。
③ライセンスの有る品種(名古屋コーチン・にいがた地鶏など)は、
繁殖利用が禁止されているので、
当園の有精卵では純系は生まれません。
また、複数の品種を掛け合わせている品種に関しては、
両親が同品種であっても、その雛は両親と違う見た目の雛が産まれます。
純系の鶏を飼育したい場合は、種鶏場で繁殖用の有精卵を購入する事が確実な方法です。
①~③までご理解頂いた上で、人工孵化に挑戦する場合は、孵卵器の調度を特に注意して行って下さい。
孵卵器のワンポイントアドバイス
・孵卵器や種卵の消毒(ホルマリンやカチオン系消毒による塗布・乾燥)
※消毒した卵は食べてはいけません!
・卵が37.6℃以上にならないよう、徹底した温度管理
・失敗しても品種や時期を変えてチャレンジしてみる心のゆとりをもつ