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新幹線に無賃乗車した疑いで、フィリピン人の男が逮捕されました。

男は在留登録のある長崎県に向かう途中で、「１０万円の給付金をもらうためだった」と供述しています。

鉄道営業法違反の疑いで逮捕されたのは、フィリピン人で住居不定・無職のエリセオ・クリス・ノエル・マカララド容疑者（３５）です。

警察によりますと、マカララド容疑者は４日、東京発の新幹線に、博多までの運賃２万２２００円を払わずに乗車した疑いが持たれています。

博多駅で、前の乗客と一緒に自動改札を出ようとしたところ、扉が閉まって通過できなかったため、無賃乗車が発覚しました。

マカララド容疑者は、在留カードの登録地である長崎県に向かう途中だったということで、調べに対し容疑を認め、「１０万円の特別定額給付金をもらうためだった」と供述しているということです。