2020年06月04日

トランプ氏は秋の大統領選で味方が減るのを恐れている

‘20年6月4日(木)

びっくりしたとき、
あっと驚く為五郎と言ったら
年がばれる
◆ハナ肇さんの往年のギャグだが、
文頭を同じく驚きを表現する
「えつ」「おっ」に変えると、
ニュアンスが違ってくる。
辞書などによれば
「あっ」は危急を告げ、
「えっ」は耳を疑うような
出来事に使われる。
「おっ」は何かに気づいたときで、
後に感銘がつづくことも多い
という
◆もし人種差別への抗議デモに
対し、白人警官が死に至らしめた
黒人男性への哀悼や人種間の
融和を呼びかけたとしたら、
「おっ」と思えたかもしれない。
さすがアメリカの大統領だと
◆だがトランプ氏は社会通念を
気にしない。これまで何度も
「えっ」と驚かされたが、
今回は爆弾級だろう。
ツイッターに
「略奪が始まれば銃撃も始まる」
と乱暴な書き込みをし、
デモに繰り出す
市民の怒りの火に油を注いだ。
分断をあおるのは差別を糾弾
する人々を選挙の敵と見るため
らしい
◆最近、コロナではないけれど、
アフターとか、ウィズとかいう
語をその人の前に付けて考えて
しまう。どちらか答えの出るのは
秋の大統領選である。
そこまでの過程をいま見ている
のだろう。
(編集手帳 讀賣新聞6/3)
ラベル:銃撃
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posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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