テレワークドラマ、チーム直虎の再集結に歓喜&入れ替わり演技に称賛の声
NHK総合で8日、テレワークドラマ『今だから、新作ドラマ作ってみました』第3夜「転・コウ・生」が放送された。2017年の大河ドラマ『おんな城主 直虎』の作者・森下佳子氏が台本を作り、出演者の柴咲コウ(主演)、ムロツヨシ、高橋一生が集結。放送前からネット上では『直虎』ファンがザワザワ。“虎絵”を投稿するファンも多く見られた。
内容は、不要不急の外出を控える日々を送っていた「シバサキコウ」、「むろつよし」、「タカハシイッセイ」、さらに白猫の「のえる」が入れ替わってしまう珍事が発生するファンタジー・コメディー。森下氏が名付けたタイトル「転・コウ・生」には、先月亡くなられた大林宣彦監督作品の代表作の一つ、登場人物の心と体が入れ替わってしまう映画『転校生』へのオマージュと、それぞれの登場人物(出演者)の名前も含まれている(「転」の中に「ムロ」がある)。
ネット上では、《柴咲コウさんのムロツヨシ憑依力、再現力がお見事》《ムロっぽいコウ コウっぽいムロ》《入れ替わるたびにその人っぽく見える》《それぞれの俳優さんがお互いを尊敬して演じている素敵》などと、それぞれが“それっぽい”入れ替わり演技を見せ、称賛の声が上がった。実際、入れ替わり演技はお互いにアイデアを出し合って作りあげていったようだ。
公式サイトの「スタッフブログ」では、演出を担当した小野見知氏が、次のように記している。「台本が届いた翌日には読み合わせ。その翌日にはもう撮影。セリフたっぷりの3人芝居。にもかかわらず、さすが百戦錬磨のみなさま。架空の本人役を演じる中で、自分だったら呼び方はこう…、ここはこんな想いを込めたい…などなど、常にアイディアを出して一緒に作りあげて下さいました」(抜粋)。
「のえる」と入れ替わった「タカハシ」が「コウ(中は「むろ」)」に向かって「殿、どうもご無沙汰してます」とあいさつしたシーンは、『直虎』ファンを大いに歓喜させた。さらに、「のえる」の演技も《上手すぎる》と話題に。「のえる」は柴咲の愛猫で、もちろん柴咲が撮影している。
今回、スマホカメラのセッティングからアングルの微調整、「REC」ボタンを押して録画を始めるのも終わらせるのも、自前の衣装&セルフメイクに、料理や飲み物の準備も、出演者が行っている。とくに「むろ」が中に入った「コウ」を演じて、肩を出したり、鼻をほじろうとしたり、大活躍だった柴咲について、『直虎』の制作統括を務め、今回の企画にも携わっている編成局編成センターの岡本幸江副部長は、感謝の思いを込めて次のように語っていた。
「柴咲さんは、すごく芯の通った女性。新たな挑戦にもひるまないし、一緒に作り上げるんだという思いで臨んでくださって、本当に頼りになる。発信力も非常に優れた俳優さんだなと思いましたし、体力的には本当に大変だったと思いますが、最後まで疲れた顔一つ見せずに走り切ってくださった姿は、まさに座長というか、中心にいるべき女優さんだなと思いました」。
『直虎』チームの絆については、「放送終了後、親交があるといっても、年に1回、新年会をやるくらい。それも全員集まっているわけではありません。ですが、1年以上一緒にやってきたスタッフ、キャストで、何か新たなチャレンジができたらいいね、ということは折りに触れ、お互い口にしていました。今回、そのつながりもあったかもしれませんが、何よりNHKがこういうときにこういった作品を作りたいという思いに応えてくれて、うれしかったです」と、語っていた。
内容は、不要不急の外出を控える日々を送っていた「シバサキコウ」、「むろつよし」、「タカハシイッセイ」、さらに白猫の「のえる」が入れ替わってしまう珍事が発生するファンタジー・コメディー。森下氏が名付けたタイトル「転・コウ・生」には、先月亡くなられた大林宣彦監督作品の代表作の一つ、登場人物の心と体が入れ替わってしまう映画『転校生』へのオマージュと、それぞれの登場人物(出演者)の名前も含まれている(「転」の中に「ムロ」がある)。
ネット上では、《柴咲コウさんのムロツヨシ憑依力、再現力がお見事》《ムロっぽいコウ コウっぽいムロ》《入れ替わるたびにその人っぽく見える》《それぞれの俳優さんがお互いを尊敬して演じている素敵》などと、それぞれが“それっぽい”入れ替わり演技を見せ、称賛の声が上がった。実際、入れ替わり演技はお互いにアイデアを出し合って作りあげていったようだ。
公式サイトの「スタッフブログ」では、演出を担当した小野見知氏が、次のように記している。「台本が届いた翌日には読み合わせ。その翌日にはもう撮影。セリフたっぷりの3人芝居。にもかかわらず、さすが百戦錬磨のみなさま。架空の本人役を演じる中で、自分だったら呼び方はこう…、ここはこんな想いを込めたい…などなど、常にアイディアを出して一緒に作りあげて下さいました」(抜粋)。
「のえる」と入れ替わった「タカハシ」が「コウ(中は「むろ」)」に向かって「殿、どうもご無沙汰してます」とあいさつしたシーンは、『直虎』ファンを大いに歓喜させた。さらに、「のえる」の演技も《上手すぎる》と話題に。「のえる」は柴咲の愛猫で、もちろん柴咲が撮影している。
今回、スマホカメラのセッティングからアングルの微調整、「REC」ボタンを押して録画を始めるのも終わらせるのも、自前の衣装&セルフメイクに、料理や飲み物の準備も、出演者が行っている。とくに「むろ」が中に入った「コウ」を演じて、肩を出したり、鼻をほじろうとしたり、大活躍だった柴咲について、『直虎』の制作統括を務め、今回の企画にも携わっている編成局編成センターの岡本幸江副部長は、感謝の思いを込めて次のように語っていた。
「柴咲さんは、すごく芯の通った女性。新たな挑戦にもひるまないし、一緒に作り上げるんだという思いで臨んでくださって、本当に頼りになる。発信力も非常に優れた俳優さんだなと思いましたし、体力的には本当に大変だったと思いますが、最後まで疲れた顔一つ見せずに走り切ってくださった姿は、まさに座長というか、中心にいるべき女優さんだなと思いました」。
『直虎』チームの絆については、「放送終了後、親交があるといっても、年に1回、新年会をやるくらい。それも全員集まっているわけではありません。ですが、1年以上一緒にやってきたスタッフ、キャストで、何か新たなチャレンジができたらいいね、ということは折りに触れ、お互い口にしていました。今回、そのつながりもあったかもしれませんが、何よりNHKがこういうときにこういった作品を作りたいという思いに応えてくれて、うれしかったです」と、語っていた。