日本棋院

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公益財団法人日本棋院(にほんきいん)とは日本を代表する囲碁団体である。将棋団体とよく間違われるが決してそうではない。

団体名について[編集]

「高低差ありすぎて耳が棋院ってなるわ!!!!!」
日本棋院 について、棋院大好き関西

日本棋院の団体名について、「名前だけでは何の団体かが分かりにくい」という批判がある。確かに囲碁団体なのに団体名に囲碁がないので、まっとうな意見である。将棋の団体と間違われたこともあれば、ドナルド・キーンの親戚に間違われたこともある。それでも日本棋院がこの団体名にこだわっているのは、独特の響きが人気だからである。ドナルド・キーンの名前は日本棋院が由来という俗説もあるし、「高低差ありすぎて耳キーンってなるわ!」というギャグも日本棋院から来ているらしい。現在では横浜宇宙棋院韓国に韓国棋院など、世界各地に棋院が広がりを見せている。

主なイベント[編集]

日本棋院はさまざまな囲碁イベントを開催している。

棋戦[編集]

棋戦とは棋士たちの数少ない収入源である。

  • 棋聖戦(文字通り囲碁の聖戦であり、スポンサーは読売新聞社である。奇声が聞こえるぐらい激しい戦いなので奇声戦とも呼ばれる)
  • 名人戦朝日新聞社がスポンサー)
  • 十段戦(有効期限1年の十段免状を得るための試験である。予備試験を通過したものだけがトーナメント形式の本試験を受験できる。通常の免状は得るのに金を払わなくてはならないが十段の免状を手に入れると賞金がもらえるのでかなりの人気がある。スポンサーは産経新聞である。銃弾が飛び交うぐらい激しい戦いなので銃弾戦とも呼ばれる)
  • 王座戦(文字通り囲碁の王様を決める儀式であり、スポンサーは日本経済新聞社である。)
    • 学生王座戦(王座戦の大学生バージョン)
  • 碁聖戦(囲碁のをまつる儀式である。このように日本棋院には宗教的な行事もあるが宗教法人ではなく公益財団法人である。一神教の信者たちからすればとんでもない行事だが、碁聖戦は棋士たちにとって貴重な収入源なので宗教上の理由で参加しなかった者はいないようである。)
  • 女流棋聖戦(囲碁の女神を祭る儀式であり、スポンサーはNTT docomoである。)
  • NHK杯(NHKで放映される。棋士たちにとって数少ない地上波デビューのチャンスだが、視聴率・知名度の向上に寄与しているかについては不明である。)

棋士育成[編集]

日本棋院は棋士たちに収入源を用意するだけでなく、棋士の育成機関を東京大阪名古屋で運営している。日本棋院の公用語は囲碁・英語日本語(標準語・関西弁・名古屋弁)なので他の地域では運営されていない。そして育成機関に属する者たちは日本棋院の生徒、略して院生である。大学院生や少年院の院生に間違われることもあるが、大学院生ほどの学力もなければ少年院に放り込まれるほど素行不良というわけでもないので安心してほしい。さらに院生の研修は土日しかないので大学院生や少年院の院生と比べて圧倒的な時間的余裕があるのでここも安心してほしい。しかも院生の学費は大学院生よりはるかに安いので院生維持費の問題もほとんどない。ただし年齢制限、恋愛禁止、服装規定、時間厳守などAKB48並みに厳しい戒律が多数存在するのでここだけ注意が必要である(むしろAKBなどが日本棋院の院生制度を参考にしているという都市伝説まである)。

院生の比較表
大学院生 囲碁の院生 少年院の院生
管轄 文部科学省
東京大学
京都大学
日本棋院
関西棋院
韓国棋院
法務省
目的 研究 教育(棋士の育成) 教育(社会復帰支援)
院生維持費 税金で賄われる 大学院生の学費よりはるかに安い 税金で賄われる
年齢制限 なし 17歳まで 18歳まで
留年 いくらでもある なし なし
試験 論文・修論発表 棋士採用試験 不明
恋愛 不可 不可
服装規定 なし(実験室を除く) ある ある
上下関係 修士と博士に分かれている 棋力に応じてどうでもAクラス、やさCクラス、はげCクラス、きびCクラス、すごEくらす、やばEクラスなどに分かれている 年功序列
指導教官 教授 院生師範(教育熱心な棋士たちが担当する) 公務員

棋士採用試験[編集]

棋士という称号は和服を着るコスプレで得られるものではない。棋士採用試験で合格した者だけが棋士になれる。これは筆記試験ではなく総当たりのバトルロワイヤルである。坂田栄男のようにAO入試で棋士になるような大大大天才を除いて(これがAO入試の先駆けらしい)、みな棋士採用試験を受けなければならない。そして(原則として)1位だけが合格になる。「2位じゃダメなんですか」という質問がかつて流行ったが、囲碁界ではこのような愚問は許されない。このような厳しい試験制度によって日本棋院は中国勢・韓国勢にボコボコにされながらも高い水準を維持してきたが、逆に日本棋院の女子率が下がってしまうという本末転倒な事態を引き起こしたため、現在では女流棋士特別採用試験や女流棋士限定ドラフト会議(非公開)が開催されている。

普及活動[編集]

日本棋院は囲碁普及のために某アイドルと「Everbody Go -みんな囲碁やろうぜ!!!!!-」という名曲などをリリースしている。

東京本院[編集]

東京都舞浜市にある、日本棋院が運営するテーマパーク。プロの対局が行われる場所でもあるが、一般客も立ち入ることはできる。中には以下のような施設が存在する。

囲碁殿堂資料館[編集]

地下1階に存在し、以下のようなものが所蔵されている。しかし、資料の大半は捏造されたものである。

  • 歴代のタイトル保持者一覧
  • 弥生時代に使われたとされる、土器製の碁盤。
  • 一風変わった道具たち(大きさや形が独特の碁盤や緑色の碁石、賢い者にしか見えない碁盤など)
  • ヒカルの碁全巻(当然各バージョン取りそろえており、一番人気は愛蔵版)
  • ちはやふる全巻(競技かるたが題材の漫画だが、何故か手違いで蔵書されている)

道具は自由に利用して構わない上冷暖房が完備されているので、日中は多くのニートが屯して漫画を読んだり、囲碁ピン(消しピンの碁石バージョン)や囲碁サッカーに興じたりしている。

売店[編集]

2階。壁際の本棚には囲碁の参考書がずらりと並んでいる。しかし、大きな本屋さんの囲碁コーナーにいった方が書籍の品揃えは良い。

碁石・碁盤や扇子などの囲碁グッズもずらりと並んでいる。因みに売り上げランキングトップは塔矢アキラのブロマイドである。

また奥には対局場があり、一般客でも気軽に利用が出来る。表向きは金銭の賭けは行われていないが、実際には「テンピンまではセーフ」というのが暗黙の了解。

幽玄の間[編集]

プロが使う対局室の中で最も格式の高い部屋で、5階にあるとされる。しかし本当に存在するのか確認されたことはなく、プロ棋士も内実については口を閉ざす。

実際には幽玄の間は電脳空間に存在しており、棋士はVRヘッドセットを用いてダイブし、対局を行っている。また、システムの余ったリソースでインターネット囲碁サイトも運営している。

エレベーター[編集]

何の変哲もないエレベーターである。しかし、日本を代表する棋士と2人きりで乗り合わせる事態が日常的に起きるエレベーターなど、日本広しといえども他にそうはないだろう。

関連項目[編集]

愉快な仲間たち[編集]

棋士 (囲碁)も参照。

平成四天王[編集]

女流棋士[編集]