作者:比呂 理之
初投稿です。
つたない文章で恥ずかしい限りですが、誤字脱字や表現の誤り等ありましたらご指摘ください。
2020/5/18 00:50更新 結構書き方とかを指摘してもらったので修正しました。何回も修正する形になってすみません。
ロリコンですが何か?
目を開けるとそこは、ロリの楽園だった。
眩いばかりのロリに囲まれて、まるで夢でも見ているかの様だった。
手を伸ばせばそこにはロリ。
「ここが天国かぁ!?」
一面のロリに囲まれ今にも昇天しそうになっている主人公比呂 理之〈ヒロ マサユキ〉のロリ大冒険は今まさに始まったので……ん?
ブチッ ピロロロロロロロロロ
聞き慣れたような音が鳴り響く。
(これ……防犯ブザー!?)
キッと睨みつけながら防犯ブザーを鳴らすツインテロリが目に入りは目が覚めた。
(あれれぇ?なんでぇ?)
ウーウー
あぁ!パトカーの音ォ!
パトカーが間もなくして目の前に止まりドアを開けてロリが出てくる。
(合法ロリ!?)
否!、ロリである!
「そこのあやしいおとこ!おとなしくとうこうしなさい!」
無慈悲にもロリの構えたテーザー銃の銃口は理之に向けられた。
「」
バタンとパトカーの扉が閉まり、理之は連れて行かれたーーー
「頑張ってね……」
幼い少女は告げた
・
・
・
・
パトカー内でロリに挟まれていた。
はタイトル通りロリコンだ、こんなにうれしいことはないだろう。
今にも弾けそうな理性を殺して声を出す。
「うう……何がどうなってこうなっているんですかね?」
「だまっていろ」
「でもあの……」
「「聞こえなかったのか?」」
「はぃ……」
理之は運がなかったと諦めとりあえず観察をはじめた。
運転しているのもロリ、両隣に座っているのもロリ、なんだこれ。
暫くしてパトカーが目的地に到着する。
(何が起きているかもわからず。何もしていないのに豚箱行か……母さんごめん、俺童貞のまま死ぬわ……)
「到着です。車からおりなさい」
ガチャ、とドアが開き車から降りる。
目の前には大きくて黒い建物がそびえていた。
入口に書かれた文字を見る……読めないことに気づいた。
「ここは俺の知る世界じゃない……?」
「そうだよ、ここはおにいちゃんが望んだ世界、ロリートピア。」
「ロリ……トピア?」
仰々しい建物の入り口からこれまたタマラン感じのロリっ子が現れそう告げる。
ロリートピア……ロリの理想郷、理之が毎晩ノートに書いては夢想したものだロリのロリによるロリのための世界である
そんな世界がの前に広がっているのだ、何度も夢に描いたほどの世界が目の前なのだ。
ただ一つ問題があるとすればこの現状なのだが。
「君は……」
「私は、アリス=イン=ヴァリッドよ、よろしくね、まさゆきお兄ちゃん。」
「!?」
なぜこの子が名前を知っているのだろう……というか。
(声も容姿もめっちゃタイプのロリやんもう無理)ブハッ
理之は意識を失った。
コンコン
扉をたたく音とともに声が響く。
「朝よ、おきて。」
「あと5分……」
バァン!
扉が勢いよく開く。
「朝よ!相変わらすあんたは……起きなさいってば!」
「んーあぁ……もう少し寝かせて……zzz」
「早く起きないと……キスしちゃうぞぉ?」
「それだけは勘弁……」
モゾモゾと起き上がって声の主の居る方向を見る、目が霞んでいてよく見えないが小さい人影が写った。
「……あれ……母さん?小さくなった?」
「まだ寝ぼけてるの、早く起きて支度して頂戴」
「今降りるよ」
「そう、早くね」そう言って母さんが下の階へ降りて行った早く支度をしなければまた怒られてしまう。
「何だったんだろうあの夢……」
夢で見た景色、いつも自分で書いて想像していた世界が目の前に広がっていたのだしかもめっちゃリアルでロリの匂いを堪能しまくりだったのだ、やばいに決まってたのだ。
「……あ、パンツ変えなきゃ」
ちょっと残念気味にこぼしながらいつも通り学校へ行く支度をして階段を下りた。
ダイニングからは朝食と淹れたてのコーヒーの香り、いつもの我が家だ
いつも通りの席にコーヒーをもってきて座る、すぐさま母親が出来立ての朝食を持ってきてくれる。
「ほら、もう登校時間まであんまりないけど、さっさと食べちゃってね」
「ありがとう母さ……!?」
理之は絶句した、母親が居ると思って視線を送った先に居たのはロリだった。可愛いロリが目の前で「いただきます」と手を合わせて朝食を食べている。
「……」
「なにしてるの?早く食べちゃいなさい?」
絶句しながらも朝食を済ませた。自分が寝ぼけているのだと言い聞かせ、そのまま学校へ向かう登校する。途中何度もロリな具合の人々に遭遇するが、目も暮れず学校へ急いだ。
「いくらなんだってこれはおかしいだろ!!!」
校門をくぐった先、理之はまたもや絶句した
ロリだ、なにもかも、ロリだったのだ
校門をくぐる生徒、挨拶をする体育教師と生徒会委員、いつもの教室の中、職員室至る所にロリだ
「また夢なのか……?」
自分の頬をつねってみた
「痛い」
これが現実なのか……現……実……
「フフ……驚いた?お兄ちゃん。」
少女の声がしてが振り返ると、そこにはが
「……?何でここに、いったいこれは何がどうなって……」
「おはよう、お兄ちゃん。さっきはいきなり気絶するからびっくりしちゃった。」
「ああ……すまん、ってなんでそれを?あれは夢じゃ……?」
「夢なんかじゃないわよ?あれも一応現実みたいなものだし……まぁすぐ気絶しちゃって、説明する暇もなかったんだけど……」
「そ、そうだ、はこの異変について何か知ってるのか?教えてくれ!朝からロリばっかりでどうにかなっちまいそうなんだ」
「この世界……お兄ちゃんからみたこの現実世界はね、今まさに浸食されているんだよ、魔王アイロ・リィータによってね」
「魔王アイロ・リィータ……?えぇ……?」
「混乱するのも無理ないわね、ここで立ち話もなんだし落ち着けるところに行こっか」
に言われるがまま校内を移動して屋上へ向かった
そこには植物園があり、二人はその中においてある席に座る
「学校にこんな場所が……」
「知らなかったでしょ?この学校に植物園があるなんて。まぁ、この場所を知っているのは私と私のメイドだけだから、ここでなら誰にも聞かれることはないんだよ。」
「なるほどな……、ん?メイド……?」
トコトコと植物園の奥から一人の少女が現れる
「お茶をお持ちしました。お嬢様」
言葉遣いからは想像がつかない様なロリメイドがお茶をもって現れる
それぞれの前にコト……とテーカップが置かれる
「!?」
「ありがとうシャロ、いただくわね。」
「失礼します。」
が盆をもって一礼し下がろうとする。
「あぁ、待って。せっかくだから紹介するわね、この方が理之お兄ちゃんよ。」
「私様の給仕をしていると申します、以後お見知りおきを。」
「ああ……よろしく……」
「さて自己紹介はこんなところでいいかしら?早速本題に入りたいのだけれど。」
―――
「と言う訳でこれからお兄ちゃんは私と世界を元に戻すのよ。」
「……あぁ、なんというか、えぇ……?」
アリスが言うにはこうだ。
理之の日頃のロリっ子パラダイスな妄想と思っていた夢の中が、たまたま異世界に通じる門をが開いてしまい、その衝撃と、の心からの願望を核にして、魔王アイロ・リィータは覚醒し、の居る世界すべての人々をロリ化し手中に収めてしまったのだという。
「それで?とりあえずどうするんだ?」
「……うのよ。」
「え?」
「だから、私と一緒に戦うの!魔王と!」
「えぇ!?」
「魔王を打倒してこの狂った世界を戻すためにはあなたの力が必要なのロリを心から愛するあなたの力が。」
「俺の……ちから?」
毎週投稿目指して頑張ります。
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