ブラジル人に君のサンバは本物だと褒められた。デモを作ってあちこち送ってみようと思う。可能性を潰していきたい。そうすれば道が見えると思う。トーフビーツ聴きたくなって、「てゆか毎日」のやつの冒頭を繰り返し聴いて、「what you got」のMVを最後まで見たら泣いてしまった。「プールサイド」のビデオを初めて見て完全にファンになってしまった。聴く範囲が狭いと何人かに言われたのを思い出す。上京してブラジル系の店に顔を出して交友を広げて、バンドを組みたい。僕のサンバギターは6弦がちと弱い。これはもう長年の出来上がった癖なのでベースありきでやるしかない。Fはゲームやってる。僕がこうしてる間も……つらい。僕は父みたいになりたいのか? ほんとはなりたいのか? 拒絶して見せてるだけで? あれが僕の行末なのか? 考えてみれば全ての生きてる人は親から生まれている。家庭で育った僕が、家庭を持ちたいと思うことは自然なことだ。父のような行末を願うことは自然なことだ。孤独な中年になる未来こそがネガティヴな「行末」なのには間違いない。imoutoid の言う、オタク的、モテない男的な、価値観の反転には賛成ではあるが、だからと言ってそれをそのまま自分の価値観として受け入れてしまうのは違う。むしろそれは、彼の主張から遠ざかっている。これらの区別がついていなかったことこそが、僕の長年のうまくいかなさの原因であったと言っても過言ではない。
自分の価値観、感覚にちゃんと耳を傾け、それを信じ、実践すること。それができてはじめて、違う価値観を対等にニュートラルに扱うことができるのだ。自衛もできないのに思いやりとか片腹痛い。やっぱり別れようかな。。