YouTubeを本格的に初めて数ヶ月がたち、登録者数に伸び悩んでいた。
しかし、このたび数日で1000人以上の人からチャンネル登録いただけました。
下はアナリティクスを見た推移の状況ですが、圧倒的に伸びたのがわかると思います。
そこで今回の記事では、私が何をしたのかを紹介したいと思います。
何をしたのかのポイントは3つ。
- それは編集を丁寧にする事
- 出来るだけ毎日投稿
- 視聴者に喜んでもらうためのコンテンツ作り
動画編集を丁寧に変えた
動画編集はとても大切です。見る人が楽しいと思う様に、見ていて不快にならないように、最後まで見たいと思うようにくふうするのが重要になります。
そのために細かな編集努力はYouTubeの登録者アップには必須になります。
毎日更新よりも編集は大事
以前は、毎日更新しようと頭を捻り、見てほしい講座とは別に簡単な動画をちょこちょことあげていました。
しかしそれをやめ、出来る限りしっかりと編集した物を、出来るだけ毎日あげるように変えていきました。
編集はかなり大変な作業ですが、見返した時、編集した方が聴き取りやすく、雑味の少ない動画になるようにする事を意識しました。
その編集をきっかけに、動画のいくつかの内容が気になり始めました。まず暗い事。
全体的に暗く、少しボケた印象もある。
そのため、電気スタンドを買い、スマホも当時使っていた物を最新の、iPhoneに買い換えてみました。
映像は明るくなり、声も良く聴こえるようになりました。自分自身でも編集自体が楽しく感じられるほどになったのです。
何より電気スタンドを使う事で、メインに見せたい物、つまり私の場合はカードのキラキラ感が増したのがハッキリとわかるようになったのです!これはとても嬉しい!
やるべき編集内容
編集と一言で言ってもたくさんやらなければならない事はある。
編集に関して具体的に言うと、BGM追加、カット編集、そして効果音など演出追加。
BGMの音量に意識する事
まずBGMの音量を出来るだけ下げた。
出来ているつもりでいたが、他のYouTuberの動画を参考にいくつか見てみると、BGMは思ったよりも邪魔になっている場合などがあることを感じられた。そして、ある考え方にたどり着いた。
自分の声を聞いて欲しいという意識が少ないと、BGMの音量を声に合わせてしまいがちになる。
結果として私もBGMが大きくなっていたように感じる。
そこで、BGMは聴こえなくていいと考えを改めた。
喋っていない時に、BGMが流れていた事に気づくくらいの小さな音に変えたわけだ。
すると、更に自分の喋っている声や言葉が気になり始め、改善点が見えてきたわけだ。
カット編集は出来るだけ細かく
実はカット編集がかなり重要だと私は思う。
話し方というのは誰でもかなり特徴がある。
えー、とか、あー、とか荒い息づかいとか、これらが多いと聞き手は不快に感じやすいし、話しの内容が入ってきづらくなる。
かなり大変な作業にはなるが、これら細かいカット編集をする事で、私のように話しが苦手な人間でもある程度上手く話せているように聞こえる喋り方に出来た。
カット編集にはまだまだある。
全部書くと長くなり過ぎるので、簡潔にまとめると。
聞き手が不快にならず、ずっと聴いていても飽きにくい話し方になるように、またはその流れになるように、ダラダラ感の無い作りを目指す。
という事。
とくにスピード感が無いダラダラとした動画は見ていて途中であきてしまいがち。せっかく撮ったのにとか自分主観で考えず、無駄な物はバスっといさぎよくカットしてしまう方がいい。
効果音はプロにお任せ
一応私の動画にも多少の効果音も使うようにはなっているのですが、多用する必要は無いように感じています。
もっと視聴者が増えて、コミカルな動画に仕上げたいと思った時、外注してプロに任せたいと思っています。
現在はそれほど重要視はしていないので、今回伸びた要因には全く関しないと考えています。
毎日誰かが見たくなる動画作り
毎日更新が重要とよく言われますが、長いことたくさんの動画を出してるYouTuberは、そうでもないと言う人もいます。
では、なぜ毎日更新が必要なのだろうか。
毎日更新で目にする機会を増やす
毎日更新されていれば目にする機会が増え。見られる可能性が高くなる。
なんらかの拍子にバズる可能性もあるため、そのチャンスを逃さないためにも毎日更新を出来るだけする方がいいわけだ。
そこで私も仕事から帰るとすぐに準備をし、簡単な流れを書いた台本を用意し、撮影をする毎日を送りはじめた。
残業が入り遅くなってしまう時以外は、毎日更新を心がけていく様にした。
見逃したくないから登録する
毎日あがってると思うと、見逃す可能性があり登録しようとする確率があがる。
しかし、これは逆にいつでも見られるから登録しないという人もいるため、毎日違う何かを提供しなければならない。
常に新しい物は何かを考え、提供する事は、視聴者にとって次は何が出るんだろうと言うワクワク感を与える事ができる。
それは、見逃したくないと言う感情につながる大事な要素だ。
私自身もクリエイターとして、同じコンテンツを見せるだけで無く、そこに関連した物を足していく事で、自分の影響の輪を少しずつでも広げていくなどの努力をしている。
わかりやすく例えをだすと、私の場合オリカを主体として活動しているが、カードにこだわらず、そのカードを小さく作る事で、アクセサリーに変えるなど、その可能性を高めている。
見る事が習慣になる
同じ事を2、3週間続けると、人は習慣になり逆にそれをしない事は気持ちの悪い事になる。
誰にでもルーティンとして毎日行う事があるだろう。それを一日出来ないだけで気持ち悪いと感じてしまうという経験をした事があると思う。
例えば、外出をして山などへキャンプに出かけたとする。その場合、お風呂に入る事が出来ない。そうなると、わかっていてもなんだが気持ち悪いと感じる人は少なくないと思う。
これは、お風呂へ入るという行動が習慣になっているからである。
特に日本人はいつもと同じ、またはみんなと同じという事を強く意識する傾向がある。
そのため、いつもと違う事には強い違和感を感じてしまうのだ。
この傾向をもとに、出来る限り毎日投稿する事で、視聴者の生活の中の一部へと変わり、その動画を毎日見る事が当たり前に変わる場合があるわけだ。
だからこそ毎日投稿は、必要だと言う事になる。
この他にも理由はあるだろうが、重要なのは視聴者が見たいと思う物を沢山紹介する事だろう。
視聴者が見たいと思うコンテンツ
視聴者は何を見たいのか。
簡単に言うと、自分にとって有益な物。
そして、それは実際に自分が体現できる事であると言う事。
最近は当たり前になっているdボタン。
このdボタンを押す事でTV番組内に視聴者が参加できる番組がある。小学一年生の私の娘を見ていても、楽しそうにそのコンテンツに参加する様子が見てとれる。
強制では無く、参加したい人だけが参加出来るというのも一つ重要な事かもしれない。
そして何よりYouTubeの強みは、そのコンテンツに自分の好きな時間に参加が可能であると言う事だ。
視聴者参加型のコンテンツを作る
それに習い私も、視聴者が参加出来るコンテンツを意識して動画を作り始めた。
ポイントは3つ。
継続的な内容、自由参加、WINWINの関係。
突発的な物ではなく、継続的な内容を作る
視聴者参加型のコンテンツを見せる事で、たくさんの人を呼び込むきっかけになるとは思うが、これは継続的に行える物でなくてはならない。
プレゼント企画など突発的なコンテンツを一時的に行う事でも、呼び込む事は出来る可能性はある。
しかし、これは一時的な物であるために、プレゼントがもらえなかった人にとっては何のメリットも無く、飽きられてしまうだろう。
実際に、私はTwitterの方で何度かプレゼント企画を実施しているが、そのタイミングではかなりの人が集まる。しかし、終わった後は少しずつ減っていくのを感じる事ができた。
これは一度の実験ではなく、半年ほど月一回以上実施したデータなので間違いない。
ただし、ある程度の宣伝にはなるのでやる意味が無いとまでは言わない。
補足として、プレゼント企画をするとアカウントをその募集のためだけに作り参加する者もいるため、YouTubeの場合で考えると、登録者の数だけが増え、視聴者の数は実際には少ない。なんていう事も起こる可能性は充分に考えられる。
つまりプレゼント企画を実施するなら、それを継続的に行う必要があるため、かなりの費用や労力がいることになるわけだ。
自由参加型のコンテンツ
参加する事、または参加しない場合、そのどちらかで視聴者に不利益が出るコンテンツは避けたい。
参加型のコンテンツをしたとしても、実際に参加したい者もいれば、見たいだけの者もいる。
これらの全ての人が満足できるように、そのコンテンツを作れる事が理想的であると私は考えています。
実際に私が行った方法は、コメントを活用すると言うことです。
具体的に話すと、まず出来るだけ毎日違う題材を使った物を作る事を意識しました。
すると、コメント欄に次はこれを使って欲しい!と言った意見をもらえるようになっていきました。
そして、その意見をもとにそのリクエスト通りに作って見せるという物です。
そして、これら作成した物は全て視聴者が手に入れる事を可能にしたというのも視聴者にとっては、大きなメリットになっています。
オーダーは基本的に受付ていないため、全てお断りしてはいますが、リクエストにより作ってもらえるかもしれないとわかれば、他の人も次はもしかしたら自分の意見が通るかもしれない!と進んでコメントが来るようになりました。
作って欲しい物がある視聴者は積極的にコメントなどで参加してくれる。
見るだけの人も、次は何が見られるのだろうと期待感を持ってもらえるわけです。
WINWINの関係を作る
ここで大変なのが、毎回視聴者の意見を通して商品にならない物を作ってしまうと、労力だけでなく金銭的にも負担が大きくなると言う事。
この問題を解決する方法は、信用してもらう事。
これしかないと決めました。
具体的に何をしたかと言うと、クラウドファンディングの考えによく似ています。
トレードと言う形で、いただいた物を集めてそれを安く他の欲しいと思う方へ提供すると言う事。
赤字覚悟のやり方なので、いかに信用してもらうかが重要になる。
信用が高ければお返しは高くなり、信用が低くければタダなんて事にもなる。
実際にやってみると、そのバランスでなんとかトントンくらいに収まっているのが現状です。
これ自体のやり方がいいか悪いかはわからないですが、トレードにより、トレードした相手は私の作品を自分が満足いく形で受け取れる。そして、私はそのトレード品により加工費のいくらかを得る事ができ、同時に信用の度合いを測ることができる。
最後に私が販売した人は安くいい物が手に入るので、全ての人がWINWINの関係になっている。
これにより、誰もが気持ちよく楽しめる関係がアドバンテージを獲得しつつ得られる関係として循環されていると私は考えている。
結果として、この考えに賛同してくれた人が多数集まり、今があると私は思っている。
これからもこの意識を持って望みたい!
まとめ
これら私が行った事は、YouTuberにとっては基本的な事だと私は思う。
とくに毎日投稿での編集作業や、視聴者からの信用度を高めるためのコンテンツ作りなどは、簡単に出来る事では無いとも思います。
しかし、YouTuberになりたい。ただそれだけでは無く、このやる事に対してやりがいを感じ、やりたいと本気で思えるなら、これら全ての行動は楽しいと感じられ、苦に感じる事は無くなっていることでしょう。
私自身、今回はたまたま伸びただけ。
これからもっと自分を磨き、コンテンツをより楽しく、有益な物にして行こうと考えている。
まだまだやれる事は多い。
1000人という壁はなかなか到達せず嫌になる事もあるかとは思うが、コツコツ続けていく事こそ本当に大事な事だと思う。
理屈ではなく、このコツコツ作り上げていく事が結果として信用に繋がり、それがたくさんの人に支持されていく事であり、それこそが最大の方法だ。