JGLMの教え

カリー・ブレイクのミニストリーはジョン G. レイクの教えの影響をたくさん受けています。ここで少し、彼のミニストリー(JGLM ジョン G. レイクミニストリー)が教えている内容とその特徴について分かち合いたいと思います。言うまでもありませんが、これらは新しい契約に基づいているものであって、教えの起源は全てそこにあります。

下の三つが特に強調されている教えで、これらのセミナーは世界中で年間に数回の割合で開かれています。1997年の DHTT を読むリンクはこちら


  • DHTT(神癒技術者訓練)
  • New Man(新しい人)
  • Mind Renewal(思いの一新)


DHTT

DHTT はジョン G. レイクが作成したマニュアルを通して癒しが出来るようになる為のものです。技術者という言葉を使っていますが、ある種の癒しの「テクニック」が秘訣だという事ではありません。教えの土台となっているのは癒しに関する正しい聖書的な知識と、新しい人(New Man)としての考え方です。それに加え、人の伝統の教え(間違った教え)についてもたくさん触れています。DHTT のマニュアルは長い間明らかにされていなかったので、ジョン G. レイクの本を読んで学んだ人たち(ケネス E. ヘーゲンなど)も、現在カリー・ブレイクたちが出しているような癒しの結果を体験してはいません。顕著な違いは、癒しの数と成功率です。この結果の違いは、より聖書的な教えに基づいているというだけです。単純に、より聖書的な方法ならより多くの癒しと高い成功率が出るという事です。ケネス E. ヘーゲンは彼の教えに限りなく近いものを知っていましたが、神の子として歩むという部分においてはジョン G. レイクよりも劣っていたと思います。実はこの部分が主な違いなのですが、それだけで結果が大きく違ったのです。

New Man & Mind Renewal 

New Man については、E. W. ケニオンやジョン G. レイクは A. B. シンプソンから影響を受けていますが、アイデンティティーの教えが知られるようになったのは、E. W. ケニオンの本でしょう。彼はその本の中で、私たちがキリストの中にいて、またキリストご自身が私たちの中にいるという真理を十字架のみわざを通して見出せると説明しています。JGLM では新しい人として考えようになるには、古い人に死ぬという事を何処よりも強調しています。何故なら、古い人に死なずに新しい考えを持つと神の子としての歩みはできないからです。古い人に死んで聖く歩む事は神の子としての歩みであり、これも JGLM で強調されるている土台の教えです。

New Man と切り離せないのは Mind Renewal という教えで、これも主に E. W. ケニオンの本によってその教えが広まったようです。そのルーツは、いわゆる御言葉の宣言・告白の教えであって、これもジョン G. レイクと E. W. ケニオンの影響が主です。もちろん、ケネス E. ヘーゲンが70年代以降において、New Man と Mind Renewal を更に広めたのは言うまでもありません。T. L. オズボーンも E. W. ケニオンの教えを土台にしていますし、いわゆるワード・オブ・フェイスのグループでは癒し・解放の働きが顕著である理由が、こうした聖書的な教えを取り入れていたからでしょう。ただし、一部の人たちによる曲解された教え(繁栄の神学)によって、ワード・オブ・フェイスが「異端扱い」されたのは非常に残念な事ではあります。

この様に、New Man と Mind Renewal の教えは以前からありますが、過去10年の間では、より多くのカリスマ派に受け入れられるようになって来ています。その理由は、様々な人たちがワード・オブ・フェイスの教えの影響を受けて広め事と、キャロライン・リーフ氏による脳科学的な説明も助けになったからです。この二つの教えは、現在多くのミニストリーでも取り入れられています。それに加えて弟子訓練と家で集まる教会も教えられているミニストリーは、これから急成長を成し遂げるグループでしょう。


さて、現在では複数の DHTT やその他のセミナーが YouTube で見る事ができるようになりました。カリーも頻繁に世界中に行くようになって、通訳者を通して様々な言語で聞ける環境にもなってきています。教えは同じですが、それぞれのセミナーでカリーは少し違う証しをシェアしています。New Man はまだ日本語に翻訳中ですが、いずれここでもシェアしていくつもりです。*大まかな内容と中心的な教えは既にブログの記事にてあります。

下のリンクは1997年の  DHTT セミナーを少し短めにまとめたものを載せています。

JGLMの教え


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