靖国神社のトイレに「武漢人皆殺し」と落書き 容疑の会社員を逮捕 警視庁

毎日新聞 / 2020年6月3日 18時33分

靖国神社=2018年10月18日、中村琢磨撮影

 靖国神社(東京都千代田区)のトイレに、新型コロナウイルス感染が最初に確認された中国湖北省武漢市を名指しして「皆殺しにしよう」などと落書きしたとして、警視庁麴町署は3日、東京都江戸川区南小岩、会社員、川辺将(すすむ)容疑者(33)を建造物損壊と器物損壊容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は5月4日、靖国神社の男子トイレ2カ所の壁や便器に、黒のフェルトペンのようなもので「武漢人を皆殺しにしよう」「なんで靖国神社なのに韓国語の案内出してんだバカ野郎!」などと落書きしたとしている。容疑を認め、「保守的な考えの人がやっていることは面白くないからやった」という趣旨の供述をしているという。

 麴町署によると、防犯カメラの映像などから川辺容疑者が浮上した。【鈴木拓也】

この記事に関連するニュース

ランキング