こうしたブログを共有することが果たして他者に利をもたらすのか分かりませんが、動画投稿者の一つの例として、また日記として、自分の投稿に対する気持ちの変遷を残しておこうと思います。
なんか自分語りってしづらいですよね。捨ててもいいのでどうか怒らないで。
最近顕著に感じているんですが、初投稿付近と今とで動画の作り方というか、動画に対する向き合い方が変わってきたなあと思います。
最初期は多分純粋に楽しくて、音MADって実際作れるんだ~みたいな喜びがメインだったと思うのですが、その動画が憧れの投稿者方に認知されたり、放送で取り上げられたりしたこともあって、「評価」が自分の目的の中に入ってきました。
特に影響したのは僕の初投稿年である2017年の音MAD10選で『ねぇねぇ聞いた?』が10票貰ったことだと思います。
多分活動開始初期のフィードバックってその人の今後を大きく左右するんじゃないかなと思ってます。特定のコミュニティ内で交流的に制作する喜びを初期に知った人がそれに縋り続けるように、僕は評価されることに縋りながら動画を制作していきました。
それが悪いことだったとは思いません。頭を使えばちゃんと評価されることを最初期に知り、それを実践し続けることでステップアップできたというのは確かだと思います。ただ、何となく後ろめたかったし、違和感があった。
2020年に入って、そうした感情が大きく薄れたように感じます。
多分これも2019年の音MAD10選が影響しています。去年は『自転車解剖』が50票も貰って2位だったほか、副垢投稿の『生いわよ!』や『ワザップあんきら』なども相当の票を貰えました。正直欲しいなとは思っていましたが、ここまでとは想定外でした。
更に再生数もグンと出せたこともあるでしょうがいずれにせよ、ずっと続いてきた「評価されたい、名を残したい」という目標が、2019年でほぼ達成されてしまいました。
そうしたこともあり、今はかなり純然と動画作りを楽しんでいます。
自分で見たいものを自分で作る、好きな表現を取り入れる、好きなものを表現する。
今まで自分を駆り立ててきた生存意識が取り払われ、自分のために自分で作る。
この是非はさておき、とても気楽です。そしてずっとこうありたかった。
合作や企画の楽しさを知り、評価の動機を占める割合が減ったことで、違った楽しみも享受できつつあります。もう10選のことはほとんど意識していません。
初投稿から3年経ちましたが、よりステップアップできそうな気もするし、離れていきそうな気もします。どうなるかな。