エロいです。
次回からしばらく自粛しますので、お許しを(´・ω・`)
お風呂場で気絶した氷雨ちゃんを運ぶことは、私にとって、とても高いハードルだった。
まず、お互いの身体に付着している泡を洗い流して。
次に、鼻血の止まらない氷雨ちゃんの鼻に、タオルを宛がって。
担いで運ぼうとしたけれど、氷雨ちゃんの方が私より体格がいいから。
結局、脱衣場で意識を取り戻した氷雨ちゃんが、自力で行動することになったのだけど。
その行程には、凄く時間がかかってしまった。
――……そのせいで。
「ごめんね、氷雨ちゃん……」
罪悪感で、胃がキリキリと痛む。
「ん、大丈夫だよ」
ベッドに横たわったまま。
真っ赤な顔で、氷雨ちゃんはそう答えてくれたけど。
ピピピッ、と電子音が響き渡って。
氷雨ちゃんの脇から取り出された体温計が示していた数値は『38.5度』。
「ごめんね!」
重ねて謝罪し、頭を下げる。
ははっ、て。
困ったような、氷雨ちゃんの笑い声にも、力がなくて。
「近所の病院は、もう閉まっちゃってるし……」
残念ながら、薬局は近くにはない。
こんな状態の氷雨ちゃんを残して、遠出が出来る筈もないし。
「あっ、前に病院で貰った薬が残ってるかも!」
藁にも縋る気持ちで、棚を漁った。
結果。
以前に私が病院で処方された薬がみつかったのだけど。
「ざ、『座薬』しか、ないなんて……」
それは。
色んな意味で抵抗があったので、使用しなかった薬で。
でも、解熱作用のある薬には、違いなくて。
「氷雨ちゃん……」
自然と、情けない声が、喉から漏れた。
「……」
しばしの、沈黙の後。
くるっと身体を反転させてうつぶせになり、枕に頬を埋めた氷雨ちゃんは。
肩で体を支えながら、腰を高く上げて。
「母さん……熱いよ」
吐息と共にそう漏らすと、己のショートパンツに指を引っ掛けた。
そして――……そのまま、ショーツとまとめて、ずりおろした。
「ッ!」
息が、止まった。
「ひ、ひょうちゃ……っ」
目の前で揺れる、氷雨ちゃんの『お尻』。
あまりの衝撃に、目を逸らすことも出来ない。
そんな私に、魅せつけるように。
「母さん、苦しい、よ……」
氷雨ちゃんは。
己の股の間から、手を伸ばして。
お尻の谷間を、押し広げた。
「……ぁッ」
ひく、ひく――……と。
小さく、『ソコ』は震えていて。
それは、まるで。
食虫植物が、獲物を誘い込むような――……。
「……ね、かあさん」
ああ。
「おねがい」
それならば。
「わたしを――……たすけて?」
私は、ただの、虫けらだ。
氷雨ちゃんのお尻に、手を添える。
「んっ」
溢れた小さな声に、心臓が跳ね上がり、手に力がこもった。
「かあさん」
いつもと違って、舌足らずな声に、脳みそを掻き混ぜられていく。
「氷雨ちゃん……」
私の指が僅かに食い込んだ、氷雨ちゃんのお尻。
その谷間でひくつく――……小さなすぼまり。
「かあさん……」
氷雨ちゃんは。
うつぶせのまま、細い肩越しに。
潤んだ瞳で、私を見詰めて。
「痛く、しないでね?」
そう言って、微笑んだ。
「……」
私は。
そんな『愛娘』のお願いに対して。
「……っうん」
大きく、頷いた。
「ひゃっ」
「あ、ご、ごめん」
咄嗟に謝り、動きを止める。
「ううん、だいじょうぶ、だから……」
人差指の下で。
収縮を繰り返す、肉の感触。
「……つづけて?」
氷雨ちゃんは。
そう言って、腰を突き出してきた。
「んっ」
そのぶん、グッ、と。
押し当てられていた人差指が、ソコに埋まって。
先端が僅かに、すぼまりに進入した。
「ひ、ッぁ、あ」
私は。
そのまま、すぼまりの入り口で。
クルリ、と指を滑らせた。
「ああッ」
ビクンッ、と。
氷雨ちゃんが身体を震わせる。
「痛く、ないように……ちゃんと、塗り込んでおこうね」
囁きながら、引いた指には。
白い、軟膏の名残が付着していた。
チューブを手に取って、指先にたっぷりと付け足し。
また、氷雨ちゃんのお尻の谷間に這わせていく。
2回、3回と、その行為を繰り返すと。
「ふっ、ぅう、うあ、あっ、あ……ッ」
氷雨ちゃんの腰が、ズルリと崩れ落ちた。
ひくつくすぼまりから、白い軟膏が垂れ落ちて。
その下の『潤い』と混じりあい、シーツへと染み込んでいく。
私は、その光景を見詰めながら。
「……じゃあ、氷雨ちゃん」
『座薬』へと、手を伸ばした。
「いくよ」
「んんッ!」
滑りの良くなっていた『ソコ』は。
抵抗なく、ロケット型の座薬を受け入れた。
しかし。
「ぁあ……ッ」
指を離した途端。
ぬりゅんっ、と。
入り口から、飛び出してしまった。
仕方ない。
ソコは、本来ならば。
出すトコロであって。
入れるトコロでは、ないからだ。
「ゃ、あ、ああぅ……ッ」
すぼまりから。
何回も、飛び出てくる座薬を。
何回も、押し込んで。
「ちゃんと、入らない、ねえ」
コレは、誰の声だろう。
蕩けきって、ただ、甘い。
「もう少し、頑張ろっか……ね、氷雨ちゃん」
氷雨ちゃん、は。
肩越しに振り返って。
真っ赤な顔で。
潤みきった目を細めて。
笑って、応えた。
「うん、頑張るよ――……母さん」
ああ。
もう。
心臓の動きが。
早いのか、止まりかけているのかも、わからない。
「氷雨ちゃんは」
片腕を、細い腰に回して。
グッ、と持ち上げる。
再び、眼前に、突き出されたお尻。
粘着質な液体を、ボトボト垂れ流しながら。
健気にも、震える体で、その状態を保持する氷雨ちゃん。
「氷雨ちゃんは、さ」
そのお尻を、一撫でして。
吐息と共に、吐き出した。
「本当に――……悪い子、だね」
そして。
挿し込んだ。
「ぁああああっッ!!!!」
人差指の、第二関節までが。
強い締めつけと、燃えそうな熱さに包まれて。
これが――……これが、氷雨ちゃんの『中』かあ、なんて。
蠕動を繰り返す肉に押し出されそうな座薬を、挿し込んだままの人差指に力を込めて、押し返しながら。
そんなことを、考えて。
体が、震えた。
「ぅ、あ……っ」
氷雨ちゃんの中から、ゆっくりと、指を引き抜く。
奥の奥まで挿し込まれた座薬は、もう飛び出してくることはなかった。
枕に顔を埋めた氷雨ちゃんは、先程から掠れた声を漏らしながら。
小刻みに、震えている。
私は、その様子を眺めているうちに。
段々と、冷えていく頭で。
――……どうしてこうなった。
そう、考えて。
血の気が引いていくのを、感じた。
どうしてこうなった。
本当に、どうしてこうなってしまったのだ!
熱くもないのに。
というか、寒気すら感じているのに。
後頭部から、嫌な汗が、滝のように噴き出す。
「母さん……?」
ビクゥッ!
心臓と体が、大きく跳ね上がった。
「ひ、ひょうちゃ……っ」
ああ。
泣きそう。
「……母さん」
氷雨ちゃんは。
少し、考えるような顔をして。
その後、にっこりと笑ったかと思うと。
体を反転させて、仰向けになり。
肘をついて、軽く上半身を起こしてから。
両膝をたてて、広げた。
にちゃあ、と。
粘着質な水音が、鼓膜を通って、脳を揺らす。
「私の『ココ』、ぐちょぐちょで、気持ち悪いの」
氷雨ちゃんの、長い指が。
濡れて光る『ソコ』に触れて。
下から上に、つうっ、となぞりあげると。
糸が引いて、とろりと垂れ落ちた。
氷雨ちゃんは、とろとろの液体を指に絡めて。
にちゃ、にちゃっ、と。
まるで、私に聞かせるように、音をたててから。
やわらかそうなソコを、人差指と薬指を使って、割り広げて。
真っ赤な内側に、軽く、中指を走らせた。
「んっ」
漏れる吐息にあわせて。
シーツのシミが、濃さを増していくのを、茫然と眺めていると。
「このまま、じゃ、パンツも履けない、から……」
氷雨ちゃんは。
もう片方の手も、ソコに添え。
グイッ、と、指先に力を込めて。
自分自身の、奥の奥まで、魅せつけながら。
「ねえ、母さん――……綺麗にして?」
私に、そう
「……ッ!」
ハンマーで、思い切り後頭部を殴りつけられたような、衝撃。
「ひ、ひょうちゃん……」
舌が乾いて、上手くまわらない。
私は、惚け切った意識のまま、氷雨ちゃんの膝に手をかけて――……。
「え?」
赤い、いくらなんでも赤すぎる氷雨ちゃんの顔を見て、動きを止めた。
「氷雨ちゃん?」
声を掛ける。
すると、氷雨ちゃんは。
「ひ、氷雨ちゃぁああああんっ!!??」
目を回して、後ろにブッ倒れて。
ベッドの柵で、後頭部を強打し。
気絶した。
熱を測ってみたら、39度8分という高熱で。
我が家の発熱記録の大幅な更新だった。
翌朝。
「母さん」
「……」
「母さん」
「……なに」
「ありがとう」
「なんで」
「痛くなかったよ」
氷雨ちゃんは。
私の作ったおかゆを食べながら。
真っ赤な顔で、幸せそうに笑って、言った。
「気持ちよかった」
私は。
冷えピタ越しの氷雨ちゃんのおでこに、デコピンをお見舞いして。
小さな声で、悪態を吐いた。
「……氷雨ちゃんの、ばか」
さて、ここまでが「小説家になろう」様でも投稿していた内容です。
次からは、完全に新作!
続きは明日!
よろしくお願いしますっ(*´ω`*)