最新記事

感染症

ブラジル、食肉施設で約2400人が新型コロナ感染 南部州で感染者の25%

2020年6月2日(火)09時49分

ブラジル当局は1日、国内で拡大している新型コロナウイルス感染について、南部リオグランデドスル州で確認された感染者のうち約4分の1が食肉処理施設の従業員だったと明らかにした。サンパウロの食肉店で昨年10月撮影(2020年 ロイター/AMANDA PEROBELLI)

ブラジル当局は1日、国内で拡大している新型コロナウイルス感染について、南部リオグランデドスル州で確認された感染者のうち約4分の1が食肉処理施設の従業員だったと明らかにした。食肉処理施設が感染拡大のホットスポットになっているとの見方が裏付けられた格好だ。

当局によると、5月31日時点でリオグランデドスル州で確認された感染者9332人のうち、25.7%に当たる2399人が食肉処理施設の従業員だった。

ブラジルは世界最大の牛肉と鶏肉の輸出国で、豚肉輸出は世界第4位の食肉大国。農務省によると、国内では446の食肉処理施設が稼働しており、このうち194施設が牛肉、148施設が鶏肉、90施設が豚肉を処理している。1施設当たりの平均従業員数は約2000人。

新型ウイルス感染は南部サンタカタリナ州でも拡大。同州では鶏肉・豚肉業界で約6000人が働いている。

ブラジル保健省は5月31日、新型ウイルスの感染者が累計で51万4849人になったと発表した。感染者数は米国に次いで世界で2番目に多い。死者は合計2万9314人で、米国、英国、イタリアに次いで世界で4番目の多さ。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【関連記事】
・東京都、新型コロナウイルス新規感染13人 再び2桁台に
・検証:日本モデル 西浦×國井 対談「日本のコロナ対策は過剰だったのか」
・なぜブラジルは「新型コロナ感染大国」へ転落したのか
・WHOに絶縁状、トランプの短気が招く「世界公衆衛生危機」の悪夢


20200609issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年6月9日号(6月2日発売)は「検証:日本モデル」特集。新型コロナで日本のやり方は正しかったのか? 感染症の専門家と考えるパンデミック対策。特別寄稿 西浦博・北大教授:「8割おじさん」の数理モデル

ニュース速報

ワールド

情報BOX:新型コロナウイルスを巡る海外の状況(2

ワールド

新型コロナ感染者、ロシア・東欧で増加 西欧は減少=

ビジネス

英消費者、コロナ封鎖下で借金返済優先 住宅ローン承

ワールド

米デモ隊対応の警官が銃で撃たれる、セントルイスとラ

MAGAZINE

特集:検証 日本モデル

2020-6・ 9号(6/ 2発売)

日本のやり方は正しかったのか? 感染対策の効果を感染症専門家と考える

人気ランキング

  • 1

    「イギリスが香港のために立ち上がらないことこそ危機だ」パッテン元総督

  • 2

    ロンドンより東京の方が、新型コロナ拡大の条件は揃っているはずだった

  • 3

    「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍超に

  • 4

    新型コロナの死亡率はなぜか人種により異なっている

  • 5

    ギター人気復活を導く「スーパークール」な和製ギター

  • 6

    「NO JAPAN」に揺れた韓国へ「股」をかけて活躍した日…

  • 7

    ブラジルのコロナ無策は高齢者減らしのため?

  • 8

    北朝鮮の民間経済を圧迫する独裁者の国債

  • 9

    レストランで騒ぐ息子が店員に叱られた話、FBに投稿…

  • 10

    東京都、新型コロナウイルス新規感染15人 2桁台で3…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2020年6月
  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月
  • 2020年2月
  • 2020年1月