Applebot について

Apple の Web クローラー、Applebot について説明します。

Applebot は、Apple の Web クローラーです。Siri や Spotlight 検索候補などの製品は、Applebot を利用しています。慣習的な「robots.txt」のルールと robots meta タグを遵守し、アクセス元は 17.0.0.0 ネットワークブロックです。

Applebot を確認する

user-agent 文字列に、“Applebot” と、補足のエージェント情報が記載されています。下記は、その例です。

Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_10_1) AppleWebKit/600.2.5 (KHTML, like Gecko) Version/8.0.2 Safari/600.2.5 (Applebot/0.1)

Applebot のルールをカスタマイズする

Applebot は、Applebot を対象とした「robots.txt」の標準的なディレクティブに従います。以下の例では、Applebot は「/private/」や「/not-allowed/」の下位にある書類はクローリングしません。

User-agent: Applebot         # apple
Disallow: /private/          # disallow this directory
User-agent: *                # any robot
Disallow: /not-allowed/      # disallow this directory

Applebot は、HTML 書類の robots meta タグに対応しています。メタタグに robots のルールを指定するには、以下のように、書類の <head> セクションにタグを追加します。

<html><head>
<meta name="robots" content="noindex"/>
...
</head>
<body>...</body>
</html>


Applebot は以下のディレクティブにも対応しています。

  • noindex:このページは、Applebot でインデックスされないため、Spotlight や Siri の検索候補にも表示されません。
  • nosnippet:Applebot は、このページの説明 (スニペット) や Web 回答を生成しません。この URL が閲覧候補として提示される際も、ページのタイトルしか表示されません。
  • nofollow:Applebot は、このページ上のリンクをたどりません。
  • none:Applebot は、上記の通り、ページをインデックスせず、スニペットを生成せず、ページ上のリンクをたどりません。
  • all:Applebot はこの書類を提案に使い、コンテンツのスニペットを生成するため、ページの簡単な説明が、ページを表す画像の横に表示されます。Applebot はページ上のリンクをたどり、さらに候補を提示する場合があります。

1 つのメタタグに複数のディレクティブを指定するには、カンマ区切りのリスト形式で指定するか、メタタグを複数使います。以下は一例です。

<meta name="robots" content="nosnippet, noindex”>

または、以下の書き方でも指定できます。

<meta name="robots" content=“noindex">
<meta name="robots" content=“nosnippet">

お問い合わせ

ご質問やご不明な点がございましたら、applebot@apple.com までお問い合わせください。

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