![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/02/motiontracking201902_001-1.gif)
今回は、動画の中の動きを追尾するモーショントラッキングについて紹介します。
【目次】
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ターゲットのマーク
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/02/motiontracking201902_002-1.gif)
この動画の人物の動きをトラッキングしてみます。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/02/motiontracking201902_001.png)
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/02/motiontracking201902_006-2.png)
まず円(図形)を出して、トラッキングする人物をマークします。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/02/motiontracking201902_003.png)
座標の移動方法に瞬間移動を選びます。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/02/motiontracking201902_005-2.png)
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/02/motiontracking201902_004.png)
延々とトラッキングします。
自動でできないものかと思うかもしれませんが、結局最後は手動で修正するものなので、最初から手動でいいのでは?と思うようにしてます。
この動画は毎フレーム移動していますが、多くのアニメーションは2フレずつ動いたりするので、半分の労力で済みます。
トラッキングを終えた円(図形)は、出力時に透明度を100にして消します。
シーンで素材作り
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/02/motiontracking201902_003-1.gif)
トラッキングの際に併せて使うオブジェクトをSceneで作っておきます。
Rootで作ると大変な目に合うので、必ずSceneで作りましょう。
アルファチャンネルありにチェックを忘れずに。
座標のリンク
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/02/motiontracking201902_004-1.gif)
できた素材を人物に合わせて動かす工程です。
これにはスクリプト制御での座標のリンクを利用します。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/02/motiontracking201902_007.png)
リンク元となるマーカーの円(図形)には、スクリプト制御に
ax=obj.x
ay=obj.y
az=obj.z
と記述します。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/02/motiontracking201902_008.png)
リンク先となるシーンで作った素材の方には
obj.ox=ax
obj.oy=ay
obj.oz=az
と記述します。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/02/motiontracking201902_004-1.gif)
これで座標のリンクができました。
必要に応じて素材の位置を調整してください。