新型コロナウイルス感染症(COVID-19)における名古屋大学の活動指針

新型コロナウイルス感染症への対応について
名古屋大学の学生、教職員の皆さんへ 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大下における、総長からのメッセージ

大学からのお知らせ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)における名古屋大学の活動指針

2020年05月29日

名古屋大学における警戒カテゴリー

現在の警戒カテゴリー【B】(2020年6月1日~)

カテゴリー

定義

A

(要注意)

感染の危険性が少ない場合。

B

(高度警戒)

感染の危険性はあるものの、緊急事態宣言対象地域に指定されておらず、国や自治体からの休校要請がない場合。単発の感染者の発生などによる建物や部局レベルの一時閉鎖などの場合。(状況により、レベルCにすることもあり)

C

(緊急事態)

国の緊急事態宣言などにより、国や自治体による一斉休校要請のある場合、キャンパス内の複数部局で感染者の発生もしくはクラスター感染の発生がある場合、など。

 

具体的な活動指針(2020年6月1日~)

種別

現在のレベル

概要

1. 教育(講義・授業・演習、実験・実習)

レベル2

感染防止措置の上、

  • 講義・演習の実施(原則としてICTを使った遠隔授業で実施。例外として対面授業を行う場合は人数を限定の上で実施)
  • 実験・実習の実施(人数を限定の上)
  • アクセスポイント提供

2. 教員、研究活動

レベル1

  • 感染防止措置の上、研究活動の実施
  • セミナー等は十分に間隔をとった上で実施

 

3. 事務業務(事務職員、技術職員、URA、専門職など)

レベル2

  • 在宅勤務及び時差出勤の推奨

4. 会議

レベル2

  • 可能な限りオンラインで実施
  • 感染防止措置の上、対面会議を行うことも可

 

5. 学生の入構制限

レベル1

  • 学部学生は不必要な登校を控える
  • ただし、登校した場合でも大学滞在は最短時間とする

 

6. 学外者の入構制限

レベル2

  • 大学に用務がある場合のみ、感染防止措置の上、入構可
    ただし、入構した場合でも大学滞在は最短時間とする
    なお、リスクの高い地域からの不要不急の来学は自粛を要請

7. 課外活動

レベル3

  •  感染防止措置に留意しながら、屋外の個人練習のみ可

8. 出張・旅行

レベル2
  • リスクの高い地域への不要不急の出張・旅行自粛


全国で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡大する中、名古屋大学では全学に向けて大学の様々な活動に関しての指針を策定しました。これは名古屋大学構成員が状況に応じて、適切かつ柔軟に活動する目安を示すためのものです。名古屋大学の活動は多岐にわたりますが、皆様には本活動指針を参考にして、各部署において自律的に行動をお願いいたします。また、学生教職員においては、日常生活において、3密回避、手洗い・マスク着用・咳エチケットの励行にくれぐれも留意してください。会食等についても、3密回避の観点から自粛をお願いします。

 

本指針は二つの部分からなります。

一つは、大学全体の状況を示すカテゴリーです。名古屋大学の危機対応状況を総括的示すもので、3つのカテゴリーに分けてあります。カテゴリーA:要注意、カテゴリーB:高度警戒、カテゴリーC:緊急事態とし、構成員に注意喚起を促します。

また具体的な活動指針(レベル)については、すでに緊急事態宣言が出された大阪府にある大阪大学が作成した活動基準をベースにして変更を加え作成したものです。これには教育(講義・授業・演習、実験・実習)、教員・研究活動、事務業務、会議、学生の入構制限、課外活動、出張・旅行が含まれます。

なお、本指針は医学部附属病院の診療活動を除く名古屋大学全学に適用します。

 

事態は急速に動いていることから、警戒カテゴリー、レベルは変わります。必ず毎日ホームページで確認をお願いします。

  

1. 教育(講義・授業・演習と実験・実習) 

レベル

活動状態

備考

0

通常通り

 

1

感染防止措置の上、

  • 講義・演習の実施
  • 実験・実習の実施
  • ICTを使った遠隔授業の積極的利用
  • アクセスポイント提供

 

 

 

 

2

感染防止措置の上、

  • 講義・演習の実施(原則としてICTを使った遠隔授業で実施。例外として対面授業を行う場合は人数を限定の上で実施)
  • 実験・実習の実施(人数を限定の上)
  • アクセスポイント提供

 

 

3

感染防止措置の上、 

  • 講義・演習の実施(対面授業は行わず、ICTを使った遠隔授業のみ実施)
  • 実験・実習の実施(人数を限定の上)
  • アクセスポイント提供 

 

 

 

4

ICTを使った遠隔授業のみ実施

  • アクセスポイント閉鎖 

受講できない学生には教育上の配慮を実施

 

※アクセスポイント:インターネット環境がない学生が利用できる学内WiFiやPCが利用できる大学指定場所

 

 

2. 教員、研究活動 

レベル

活動状態

備考

0

通常通り

 

1

  • 感染防止措置の上、研究活動の実施
  • セミナー等は十分に間隔をとった上で実施

 

 

2

  • 感染防止措置の上、研究活動の継続
  • 在宅での研究活動の推奨
 

3

  • 最小限の研究活動の継続
  • 原則、在宅での研究活動
  • 継続中の実験・研究資源維持などのため必要な教員以外は入構自粛
 

4

  • 原則、教員の入構禁止
  • 在宅での研究活動・ただし、安全確保、研究継続のための必須な資産(生物・精密機器等)などの維持のための最低限の教員及び関連職員のみ入構可
 

 

 

3. 事務、技術職員、URA、専門職 

レベル

活動状態

備考

0

通常通り

 

1

感染防止措置に留意して、通常通りの勤務

 

2

在宅勤務及び時差出勤の推奨

 

3

大学機能の維持のために必要な職員のみ出勤。その他は在宅勤務。

 

 

 

4. 会議 

レベル

活動状態

備考

0

通常通り

 

1

感染防止措置の上、対面会議を行う

 

2

可能な限りオンラインで実施
感染防止措置の上、対面会議を行うことも可

 

3

陪席を含め10人以上の会議はオンラインで行う

個人情報保護、守秘義務等の観点からオンラインによる実施が適当でない場合は、部局長等が認めた場合に限り対面会議を可とする

4

オンライン会議のみ

個人情報保護、守秘義務等の観点からオンラインによる実施が適当でない場合は、部局長等が認めた場合に限り対面会議を可とする

 

 

5. 学生の入構制限 

レベル

活動状態

備考

0

通常通り

 

1

学部学生は不必要な登校を控える
ただし、登校した場合でも大学滞在は最短時間とする

附属図書館ホームページ

2

学部学生の原則登校禁止(実験・実習、卒業論文・卒業研究のための図書館利用、アクセスポイントの利用等は可)
大学院生も可能な限り登校を控える

附属図書館ホームページ

3

学部学生・大学院生の登校禁止
ただし、現在進行中の実験・研究作業に従事する大学院生を除く
アクセスポイント利用不可

 

4

全ての大学院生、研究員等を含め登校禁止

 

  ※学生支援センターが必要と判断した学生相談はレベルに関わらず可

 

 

6. 学外者の入構制限

レベル

活動状態

備考

0

通常通り

 

1

感染防止措置の上、入構可
ただし、入構した場合でも大学滞在は最短時間とする

 

2

大学に用務がある場合のみ、感染防止措置の上、入構可
ただし、入構した場合でも大学滞在は最短時間とする
なお、リスクの高い地域からの不要不急の来学は自粛を要請

 

3

学外者の入構禁止

 

 

 

7. 課外活動 

レベル

活動状態

備考

0

通常通り

 

1

感染防止措置に最大限の配慮

 

2

キャンパス内外における屋内での集会の禁止
及び活動状態に応じて一部の課外活動を許可

 

3

感染防止措置に留意しながら、屋外の個人練習のみ可

 

4

全面活動停止

 

  

 

8. 出張・旅行(全構成員) 

レベル

活動状態

備考

0

通常通り

 

1

リスクの高い地域への出張・旅行注意

 

2

リスクの高い地域への不要不急の出張・旅行自粛

 

3

緊急事態宣言対象地域への不要不急の出張・旅行の原則禁止
その他地域への不要不急の出張・旅行は自粛

 

4

全ての移動を原則禁止

 

  

学生の皆さんへ

履修や授業、生活上の不安や悩みは、遠慮なくいつでも関係部局や学生支援センターに相談をしてください。

(履修や授業に関する相談)

所属する各部局、授業を実施する各部局にお問い合わせください。

問い合わせ先一覧

 

(生活上の不安や悩みに関する相談)

学生支援センター

TEL : 052-789-5805

E-mail : soudan@gakuso.provost.nagoya-u.ac.jp

 

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