「西日本キャバレー王」を名乗り、キャバレー「桃太郎」を展開する「森川観光グループ」(広島県三原市・代表取締役・中島隆文)この「伏魔殿」に、資産を巡って「銭ゲバ」の嵐!
一代の立志伝中の「創業者・森川孝人」の高齢化(93才)と病弱を前に、展開するリゾートホテル・店舗・ビジネスホテルなどの資産を巡り、「親族・従業員共」の醜い「銭ゲバ」開争が勃発!
キャバレー(桃太郎)・スパリソートホテル(みはらし温泉)ピジネスホテル(ナイスイン・三原)等を展開する森川観光グループ。
水商売(マイナービジネス)からの脱皮を考え、スパリゾート「みはらし温泉」を皮切りにホテル業に変貌しようと、巨額(60億円)を投じて、メジャー産業に変身を遂げた。
然し、当グルーブに思わぬ災雄が降りかかった。
2017年3月、「スパリソート・みはらし温泉」で「レジオネア菌」による、集団感染(40名)と、其の中の一名が死亡するという悲劇に見舞われた。更に、2018年10月、二度目の「レジオネア菌」が発見され、杜撰な木質管理をとわれ、「営業停止処分」を受け、閉館に道い込まれた。これにより、被書者からの告発を受け、当時、支配人であった中島康隆(森川孝人会長の外孫)が、業務上過失致死の罪に間われ、2019年懲役2年6カ月の実刑判決を受けた。
みはらし温泉
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中嶋康隆
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この辺りから、森川観光グループの経営が悪化した。然し、当時は末だ高齢だが健在であった創業者・森川会長は、知人を通して、みはらし温泉」の処分を考え、経営の建て直しに掛かった。だが、一度信用を落としてしまった(事件により)ホテルは中々買い手が着かない。然し、其の段階でも、「親族・従業員の綱引きは始まっていた。
更に、2020年1月まで、連絡が取れていた森川会長が此処に来て突然、行方不明になり、連絡が途絶えたのである。其の矢先に、森川観光株式会社の代表取締役が変更になり(別添、騰本)今まで誰もが顔も見た事の無い「中島隆文」なる者が代表者になった。この人物は、森川会長の娘婿であり、先の「みはらし温泉」元支配人・中島康隆の父親である事がわかった。創業者・森川会長との連絡が断たれ、従業員達の不安は募るばかり。
更に、中島親子(隆文・康隆)が此処に来て、店舗の閉鎖、資産(不動産)の売却に乗り出した。森川会長の豪邸を訪問すると、表札には「中島」の表札が掛けられてあった。
森川会長自宅
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森川会長直系の長男(浩一)たちはどうなったのか?他人事ながら気になる。一族の中でも既に残された資産を巡って相続争いが勃発しているようだ。
高齢で体調も思わしくなかった、森川会長は一族(中島)の保護下にあり、第三者との接触を避けているようだ。従業員達とのホットライン(携帯電話)も、着信拒否になっている。特に会長により育てられ、ビジネスを教えられた古参の社員たちには、唯一信頼できる会長とのラインを閉ざされ、憤りを感じているようだ。
当社記者が取材をしていくと、他の不思議な事実、事件が浮上してきた。
第一は、森川観光株式会社に振り込まれた(2019年9月)、固定資産税還付金、20年分,
約8000万円の行方を巡って、一族(中島)と古参授業員たちとの間で、懐疑的銭ゲバが勃発していた。「其の資金は何処に消えたのか?」企業の長が弱ると良くある内輪もめ。
2020年2月中島隆文が代表権をにぎった辺りから、森川観光(株)の資産売却・店舗関店が活発になり「伏魔殿」は騒がしくなった。其の中心的人物が元支配人・中島康隆。「会長が生存中に資産売却を計り、カネを集めて、其の責任を前社長、創業者・森川孝人に押し付けようとの魂胆」と関係者言い切る。然し、そんな事は到底不可能、法人資産は時の代表取締役に全ての責任がある。
知らねば損をする「固定資産税の還付」!
固定資産税の過徴収の返還時効は5年(地方税法第18条3)
どんなに長期間に渡る過徴収があっても、法的には5年分の選付義務しか、自治体にはない。
然し、森川観光株式会社には三原市から20年分が選付されたのだ。
地方税法第417条の存在。
重大な錯誤がある事を発見した場合、(自治体側の一方的ミス)、多くの自治体が「過徴
収金返還要綱」なるものを定め、5年を超えたものにも還付する方針を採用している。
今回の三原市税制収納課のミスは、「評価計算の間違い」。20年分還付した理由である。
三原市財務部税制収納課取材
2019年7月23日に森川観光(株)田中氏より、「固定資産税見直しの申入れ」があった。当課では月に一度還付リストをチェックしているが気付かなかった。調査すると、
「評価計算の間違い」不動産評価額 x ?%
が確認された。早速、市議会に計り、2019年9月27日、森川観光(株)の口座に振り込んだ。
固定資産税は、自治体が、税額を計算して納付書を交付するという「賦課税方式」を取っている。
Q・素早い対応のようですが、恫喝とか圧力は有りませんでしたか?
A・特に無かった「あくまでもこちらのミス」です。特に早い還付ではない。
Q.当時、森川観光は所有のビジネスホテルの売却を考えていたようだが、三原市の差押が着いていた。還付と同じ時期に抹消されているがこの辺りとの関係は?
A・特に無いと思います。支払われたから抹消した。それだけです。
課徴収の還付時効は、5年であり、時に20年である。
「貴方も固定資産税を無駄に払っている可能性がある」
多くの一般人はこのような約束事があることなど知らない!
以下の条件を満たしている場合は、高確率で過徴収還付金が受け取れます。
1)昭和50年から平成9年までに建てられた建物
2)建物が鉄骨構造
3)建物延べ面積が1000平方メートル以上のもの
森川観光(株)田中常務?(登記簿勝本上は無し)取材。
彼は、森川観光(株)本社にいた。
(三原市須波)
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Q、森川視光(株)の代表取締役が変更になったが、森川会長の承諾は?
A・司法書士立会いの下、会長も立ち会って行われた。当然承諾している。
Q・一族のなかから、固定資産税の還付金が行方不明と言っておるものが居るようだが?
A・色々と支払いがある。人様に言うことではない。
Q、店舗閉鎖で労使間のトラブルは起きてませんか。
A・起きていない。店舗閉鎖して、滞納税金を支払わなければ競売に掛かってしまう。
仕方が無い。誰がこんな情報を流しているんだ。
Q・匿名の投書なので解らない。
A・止めた奴らだろう。私は森川会長直々の生抜き、三原市生まれ出し、逃げも隠れもしない、わからない事があれば聞いてくれ。
現在、キャバレーは1月末日に閉鎖された岡山店。一方的に閉店の憂き目に逢い従業員たちは解雇されて途方に暮れている。
残されたのは、博多・徳山・広島・徳山の4店舗。立志伝中のキャバレー王が築いた牙城は、一つづつ、崩れ去っていく。親族が「会長の栄華を踏みにじる様なら」、従業員で結束し一族に立ち向かうつもりだ。先ず、売上げを確保し、一族を兵量攻めにするのも一つの手だ。
第2の事件「不動産売買トラブル」
最大の資産価値、「みはらし温泉」の売却が暗礁に乗り上げている事がわかった。当初の売却希望価格は12億円。然し、一度事件を起こし、評判を落としたリゾートホテルは、そう簡単には買手は着かない。特別低廉とか、付加価値を付けられる買主を見つけなければ、従来の宣伝だけでは顧客を呼べないからだ。
医療法人が医療を付加価値に目論んだようであるが一族(中島)の軋轢によりむ頓挫したようだ。其の売却話に付随して発生している事件が明るみに出て来た。
「ナイスイン三原」、広島県三原市城町にあり、森川観光グループが運営していたビジネスホテル、JR「三原駅」から徒歩2分にある、客室45室、中々の立地にある。この所有権及び営業権を巡り争いが起っていた。
森川会長著作
ビジネスホテル「ナイスイン」(写真)