平塚にいました。
なんでだろうなあ、なんだかおかしな予感めいたもので海の方に来たという感じ。
カレーですよ。
その答えあわせは翌日の深夜になされ、愕然とするわけですが、それはまたあとの話し。
その日はなんとなく所在ない気持ちが強くあって遠出をしようと思って。最終的には深い闇の中に沈む富士山の影を見たり道端で深夜の鹿の群れを見たりという感じになったんですが、その前にお夕食。昼間はあてにしていた大森のお店が休みで、近所の中華屋さんで回鍋肉定食を食べました。
さて、そんな大森から車を走らせて平塚にたどり着いた時点で日が暮れました。
夕食を選ばないと。
駅から外れた場所にすうっと建つ四角い箱のような一軒家のカレー店がありました。初めは洋食屋さんかと思ったんだけど、カレー専門店でした。スパゲッティメニューも人気みたい。
入るとお母さんが一人で切り盛りをしていらっしゃった。
シックな内装も好ましいし、落ち着いた雰囲気で。しっかり座れる木の良い椅子と相まって居心地良い場所です。お尻に根っこが生えそうだ。
注文は、
「ポークカレー(野菜入り)」
に。メニューはシンプルなもので、基本カレーソースはメインのものと、ひとつだけ気になった「弦斎」というメニュー。インド風チキンという名前で他のラインナップとは別れて記載してあってすごく気になっています。これは宿題にしよう。
さて、カレーきました。
カレーソース、焙煎の深さがよくわかる濃い黒茶色のカレーソースですね。甘いほうに持っていかなかったデミグラスソースというような風情の、どちらかというとハヤシライスやビーフシチュー寄りの味わい。これ、このバランス、いいです。後味の苦味も悪くないもの。それらが個性になっていて好ましいのです。
別炒めかな、豚バラといんげんがたっぷりと入ります。いんげんのパリンという食感が気持ちいいねえ。おいしいねえ。
それで、特筆したいのがごはん。パリッと炊き上がったごはんのまあ美味しいこと。特別なお米ではないと思うのですが、真面目に選んで美味しく炊いているのが強く伝わってくるのに感激。本当にカレーに合わせるのに「ちょうどいい」ごはんでまったく素晴らしいんです。量もたっぷり。満足できますね、これは。
カウンターの中では大鍋二本の面倒を見たり、切り物をしたりしながらお客のカレーを作って提供までする腕あるお母さんの姿。磨かれた寸胴鍋と曇りのない厨房のステンレスからこの店の素性が見えてきます。
帰り際に鎌倉のキャラウェイのことを聞くと「関係がないんですよ」と。うん、確かにあのポッタリしたカレーではないのでまったく納得、野暮なことを聞いてしまいました。
正直に言います。このみで言えばこちらのカレーソースの方が好みだなと感じています。
平塚にこのお店があることをちゃんと覚えていようと思った味と空気でした。
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