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「ウエストポーチはダサい!」そんな時代はとっくに終わったらしい!?
一昔前は大人気であったウエストポーチですが、流行の移り変わりとサコッシュの登場ですっかり影の存在に。山で出会うハイカーも見ても、今はサコッシュが主流。「ウエストポーチ=ダサい」というイメージがなんとなくあるのではないでしょうか。ちょっとまった!ウエストポーチはもはや「定番」
知っていましたか? ウエストポーチは昨年2018年春夏シーズンの“トレンドアイテム”だったことを。GUCCIやMARC JACOBS、BALENCIAGAなど、世界の名立たるブランドがコレクションでこぞってウエストポーチを発表しました。ベルト代わりにハイウエストにつけてコーディネートにメリハリを持たせたり、斜め掛けにするなど使い方は様々。そんな風に、時代に合ったカタチに昇華して、再び注目を浴びることになったんです。
そして、秋冬シーズンもウエストポーチ人気は継続。現在では、トレンドアイテムからもはや定番のオシャレアイテムになっています。
ハイカー人気も急増中!“nuts pack”が火付け役
ファッション界で再び脚光を浴びはじめたウエストポーチ。そんな中、ファッション性が高いマウンテンギアブランドとして注目の<RawLow Mountain Works(ロウロウマウンテンワークス)>から発売された「Nuts Pack」。その洗練されたデザインもさることながら、高い機能性で今までのウエストポーチのイメージを一新。ウエストポーチを再びハイカーの人気アイテムへ押し上げました。
登山での使い勝手は? ウエストポーチの良いところ・気になるところをチェック!
さて、ここからが本題。気になる登山での使い勝手はどうなんでしょう?「サコッシュを持ってるし、別に不便を感じてない」と思っているあなたに、ぜひ知ってもらいたいのが、ウエストポーチの良いところ!
【斜め掛けで着用】体へのフィット感はサコッシュ超え!
サコッシュはウエストポーチより軽量ですが、斜め掛けした時にどうしてもブラブラしてしまいます。その点、ウエストポーチは体にフィット。歩行時はもちろん岩場などでも邪魔になりにくく、どこかへ引っ掛けてしまうリスクも小さいと言えます。
斜め掛けの状態から荷物を取り出す時、
「目線が近すぎて探しにくい」
「首を急角度で曲げなければならず疲れる」
なんてことありませんか? そんなときにもウエストポーチは、使い勝手が良いんです。サコッシュよりも大きく開閉できるデザインが多いため、荷物を探すのも出し入れするのもスムーズ!
【ウエストで着用】なんだかんだ荷物の出し入れがしやすい!
さらに、ウエストポーチは本来のウエスト位置で使用してこそ、実力を発揮! ウエストに付けると、サコッシュや斜め掛けよりも自然な手や首の動き、目線でサッと物を取り出すことができます。斜め掛けだと肩がこる人にもおすすめの使い方です。また、サコッシュの場合、ザックを背負う前にストラップをかけるか背負った後にかけるかで、ザックを下すときの手間が変わりますよね。ウエストポーチなら、そんな順番を気にせず着用できちゃいます。
でも、ちょっと気になる点が・・・
バックパックのウエストベルトがウエストポーチに干渉してしまったり、ウエストポーチのバックルの場所によっては、バックパックと背中に挟まって痛くなる事も。また、ウエストポーチが出っ張って足元が見づらくて危険なんて事もあるので、サイズや荷物の入れ過ぎには気をつけましょう。もう「ダサい」なんていわせない!オシャレで機能的なウエストポーチおすすめ11モデル
ここからは厳選おすすめ11モデルをご紹介。もう、「ダサい」とか「おっさん臭い」とか言わせない!オシャレで機能的なウエストポーチが揃いました。手のひらサイズに収納もできちゃう!
<ロウロウマウンテンワークス> ナッツパック地図や行動食、ボトルもすっぽり収まる約3.5Lの程よい容量。パッカブル仕様なので、サブバッグとして携行するのも◎です。フロントには、グローブやタオルなどをサッと挟めるバンジーコード付き。気の利いたディテールがたまりません。
<RawLow Mountain Works>の2019年新作バックパック“Beetle”(右上)は、なんと、ウエストハーネスに“nuts pack”を装着できるらしいのです。バックパックによる干渉を気にせずにウエストバッグを使えるのは嬉しいですね!
シックなカラーが洗練ムードたっぷり
<エフシーイー> XPAC ウエストバッグアウトドア用ウェストポーチとしてはシックなアースカラーの展開が魅力。タウンユースはもちろん、防水性が高くフェスでも活躍しそうです。
街でも決まるシンプルなかっこよさ
<バーラップアウトフィッター> ウエストバッグフロント、メイン、バックと3つのポケットがあるので整理しながら収納することができます。シンプルで街歩きでも使えますが、防水性が高いXPAC、止水ファスナーなどアウトドアでの性能も申し分ありません。
シンプル派に打ってつけのミニマルな表情
<マナスタッシュ> アルパイン ファニーバッグどんなスタイルにもすんなり馴染むベーシックなフォルムに、ロゴがさりげないアクセントをプラス。中も無駄のない一気室構造のシンプルなウエストバッグです。
彩を添える豊富なカラーバリエーション
<ワイルドシングス> X-PACK ボディバッグミリタリー調のカモ柄から、シックなアースカラー、元気の出る鮮やかなオレンジなど充実の9色展開。デザインはいたってシンプルなので、好みのコーデに合わせやすくなっています。
お腹周りすっきりの薄型デザイン
<ミステリーランチ> フォーリッジャーヒップサックミリタリーパックで人気のミステリーランチ。ヒップサックという名称通り、薄型でヒップにぴったりと合う小ぶりな形状ですが、バックパックのサブとして使うのなら十分。
小ぶりサイズ×遊び心のある配色が魅力的
<パタゴニア> ライトウェイト・トラベル・ミニ・ヒップ・パック悪天候やカギ裂きに強い70Dリップストップナイロンなので、木の枝のひっかけや、岩での擦れが心配な登山でも安心。大き過ぎもせず小さ過ぎもせずの丁度いいくらいの容量です。
■サイズ:縦 12m × 横 19cm × マチ 4.5cm
■重量:100g
■容量:-
パタゴニア ライトウェイト・トラベル・ミニ・ヒップ・パック
ショルダーバッグとしても使えて便利
<アークテリクス> マカ 2 ウエストパックスマートフォンを収納できる背面の隠しポケットなど、旅行や普段使いで便利な機能を備えています。バックルがバッグの近くに配置されているので、ウエスト使用でもバックパックと背中にバックルが挟まって痛い思いをすることはありません。
アウトドア女子におすすめ!BEAMS BOY別注モデル
<アークテリクス> 別注 マカ1マカ2よりひと回り小さいマカ1の<BEAMS BOY(ビームス ボーイ)>別注モデル。カモ柄にピンクのアクセントで、か可愛らしい表情。カジュアルなアウトドアコーデのアクセントに最適です。
トレッキングやトレランのお供にぴったり!
<カリマー> SL 2過酷な登山使用でも安心な軽くて強い素材を使用。背面パッドはエアメッシュなので体に密着しても蒸れず、快適に行動できます。登山での使用重視の方におすすめ。
ウルトラトレイル向けの本格派!
<ザ・ノース・フェイス> ティーアールベルトここまで紹介した製品とはちょっと違うウエストベルトタイプのポーチ。バックルではなくベルクロで腰に巻くタイプなので腰に完璧に固定できます。ちょっと激しいアクティビティもお任せです。
オシャレで機能的な「ウエストポーチ」で登山を楽しもう!
80~90年代のリバイバルアイテムであり、一昔前よりも機能や性能の向上はもちろん、何倍もデザインがよくなった「ウエストポーチ」。付け方や着こなし方を一歩間違えるとダサくなりがちなアイテムではありますが、トレイルランナーが腰につけているのは自然ですよね。同様に、登山の時にウエストにつける往年スタイルも、思っているほど違和感がないはず。登山にも上手に取り入れて、便利に使いこなしたいですね!