TBS系情報番組「グッとラック!」(月~金曜・朝8時)は26日、SNSでの誹謗中傷の問題について取り上げた。
居住地のパリから中継で出演したインターネット掲示板「2ちゃんねる」開設者・西村博之(ひろゆき)氏(43)に、同局の国山ハセンアナウンサー(29)が、「2ちゃんねる」を開設した際にどのような考えで匿名で利用できることにしたのかを質問。ひろゆき氏は「ツイッターと一緒で、匿名でも本名でも使う人が自分で選ぶべきだと思う。本名を書いたらデメリットがある人は匿名を使えばいいし、本名を書いて問題ない人は本名でやればいい。自分の情報をどこまで出すか決めるのは本人。僕が本名出せとかいうものではない」と答えた。
さらに、国山アナから「その中で誹謗中傷みたいなことが起きていても、ひろゆきさんとしてはあまり何も感じてないですか?」と率直に問われると「日本の法律でOKなものと、やっちゃいけないものがあって、例えば『気持ち悪い』というのは、実は日本の法律上はほとんど問題ないんです。法律上問題無いよねというものをもし変えたかったら、日本の法律を変えるしかない」と述べ、「ネット上で、侮辱で裁判になった例ってほとんど無い。なのでそれを変えたいなら、まず日本の法律を変えましょう。日本の法律を変えた上で、オンラインにそれを制限しましょうと。そもそも日本の法律で『やってもいいですよ』ということはオンラインでもやってもいいということなんですよね。それは匿名か本名か関係なく」という持論を展開。
MCの落語家・立川志らく(56)は「そこは法律だけど、これは道徳の問題なんです。道徳なんです。人のこと『バカ』とか『気持ち悪い』ってのは、法では罰せられなくても道徳でそういうことをよしましょうと…」と遮るように入り「なんで落語家が道徳についてを語らなくちゃいけないんだ」とした。