「コロナ狂騒曲ーその19ライブハウスロフトグループの行方とは・・・」
ロフトグループの毎月の赤字額は相当なもので、わたしゃ昨日ロフトの社長に聞いたね。
「ナン億も政府から借りちゃって、まだ借りる予定らしいけど、この騒動(2年くらいか)が済む頃には残るは借金だけ、いくら金利1%、無担保、無保証人といえ、一体誰が返済するんだろうか」
私の発言は続く。
「おりゃ~もう70歳をとうに超えて後期高齢者になった。来年ぐらいには東京を捨てて一人どこぞのサービス付き老人ホームに入って優雅に暮らそうと思っているんだ。」
「海が見えてさ、山があって小川が流れて音楽と本と酒と素敵な老人たちがあればそれで幸せなんだが・・・でもさ気がついたらロフト全てなくなっているなんてことなるのかな・・・そんなことならこの時期に会社を解散したい。それの方がかっこいい」って無茶を言う。
「相変わらず破滅思考の平野さん。20数年前にも6軒の店を整理して俺は世界の無期限の旅がしたい、ロフトは解散すると言って10年近く旅に出てしましましたよね。新宿ロフトだけ残して。」
「悠さんの行先は老人ホームですか?」
「ロフトの展望は構築します。責任を持って。今全社員が会社をキープすることに一丸となっています。配信等で全力投球しています。配信部長の石崎は新しい展望を切り開こうとしています。一度彼と話してください。まだ秘密だけどすごいことを考えていますよ。」
「6月は200本の配信を実行します。悠さんの言う、なんだ結局みんなは元の生活に戻りたいだけじゃないか」と言うのを乗り越えます。新しい時代に向けて挑戦し頑張ります」
「頑張るのはいいけど有料配信って儲かるの?」
「儲かるのもダメなものもあります。頑張れば赤字ゼロというわけには行きませんが相当稼ぎます」
「そうか?一軒の店も整理する気がないんだ。俺が最後に作った「ロックカフェロフトは以前から赤字だし・・・」
「悠さんはあの店の価値をわかっていないんです。文化人や音楽に関係する人がいい音で音源かけてその思いをお客とトークするなんてそんな店世界にもほとんどないんです。とても貴重なんですよ。
儲からないけどあの店は僕の誇りでもあるんです」
「俺は昔のロック喫茶のオヤジをやりたかったんだよ。あはは。見事にロック喫茶客は来なかった(笑)」
写真
オープンしてまだ2回しかライブをやっていない下北フラワーズロフト。かき氷200円。あははは。でもみんなやる気になっている面々だ。これで家賃は払えそうにない。
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