渋谷にもあのお店ができていた。うっかりしてた。
2019年4月10日、渋谷にオープンしてた。行かなくちゃ。
カレーですよ。
渋谷。
決して飲食店が少ない街ではありません。ただね、玉石混合すぎて、いい店をちゃんと知っていないと「うーん、渋谷を出てごはん食べようか」になってしまいがちな最近です。いいお店、決して多くないです。
そういう中で、いいお店、知ってる方がやっているお店ができるのは心からありがたいんですよね。信頼できるお店を見つける。できれば知り合いがちゃんと自信を持って進めてくれるようなお店。
「本格タイ料理バル プアン 渋谷店」
は、そういうボクの条件にフィットする、センスのいい大人っぽいお店です。
で、これがまた実に便利な場所にあるんです。
店の前にいると雑貨店「フライングタイガー渋谷店」の看板がすぐそばに見えるんです。これはつまり、マークシティの目の前、井の頭線の改札まで走って数十秒、という駅至近ということを示しています。これはかなりうれしいよなあ。なぜならタイ料理、ランチはともかくディナーはお酒と一緒に楽しむのがぴったりのジャンルだから。終電ギリギリまで楽しめる、少し酔っても駅まで近くてらくらくだ。これはとてもうれしいですね。
それと、繁華街の人通り激しい、歩くのがちょっとイヤになるような場所を避けられる。お店出てすぐ電車、は気が楽です。
お店はビルの2階にあります。
大きなぞうさんの看板が印象的でごちゃごちゃっと飲食店が集まる道玄坂一丁目のあの界隈でもすぐに見つかるいい目印。そして階段を上がればすぐに同じぞうさんの看板が目に飛び込む。わかりやすいので初めて行く人も安心ですね。
さて、今日は珍しく友達と一緒(笑)はい、一人が多いですから。
なので、いっぱい種類が頼めて楽しいです。さあ、たくさん食べよう。
カイジャオマラー
タイオムレツ。よくあるメニューのものは豚肉を入れるのですが(カイジャオムーサップ)それとは別にこちらのゴーヤ入りなどを用意するのがプアンのモダンなセンス。辛いものも多いタイ料理ですがこういう辛くないメニューも覚えておいてバランスを取ると楽しいテーブルになるよ。
ガイサテ
アジアではどの国でもお馴染みの焼き鳥、同じくサテーの名前を持つインドネシアのものとはちょっとソースのテイストが違うのが面白いですね。同じピーナッツを使っているのにバランスの違いで大きく味の雰囲気が変わるのは興味深いです。おいしいぞ、これ。
カノンパンチークン
タイのエビトースト。日本人にも好まれるタイ料理の定番です。これ好きな女性多いよねえ。お店によって大きくスタイルは変わらない料理ですが、ここプアンのものは、強く焼いてカリカリにしたスタイルのものが多い中、表面はサクサクとさせて中はパンのふわふわを残してあるという気の利いたもの。食感が良くおいしいですね。
コームーヤーンアボカド
そうか!コームーヤーンもアボカドを入れてやるとこんなにいま風になるのかあ。やるなあ。しかもおいしいしよく合うし。これはとても好みですねえ。他の料理もそうですが、ベースのタイ料理としての土台がきちんとしているからこそアレンジがきちんと効果を出すということをいちいち思い知ります。納得がいく味だなあ。
プーニムパッポンカリー
プーニムはソフトシェルクラブのこと。足のトゲトゲを気にせずばりばりと食べられるのはありがたいよね。ふわりとした卵と、カニの風味がバランスしていくらでも食べられるひと皿。ああ、白ごはん欲しいかも。
ホーモクタレー
ほんのりとタイカレーの香りが感じられる卵でとじたホイル蒸し。エビがプリッとしていて細切りのバイマックルーが爽やかに香ります。ああ、いいよこれ。これも前出のカイジャオマラーと同じく卵料理です。辛くしないものなので、優しくふくよかな味で女性にも人気が高い。男性は頭に入れておいてね。エスコートした女性にスマートにオススメしてみましょう。
パッシーユ
透明に輝くセンヤイ(幅広の米麺)がシーユーダム(タイ醤油)で琥珀色になっているのが素晴らしいビジュアル。ひゃ~きれいだなあ。味よく、美しい良いものです。シーユーはタイ醤油と呼べるもので、どちらかというと甘口、濃口醤油。発酵調味料での調味をしたものには日本人としてなかなか抗えないよなあ。うーん、美味。
他にもメニューには色々と面白い工夫がされているものが多いんですよ。
カオパッ(チャーハン)はクン’(えび)以外にゲンキョワン(タイグリーンカレー)とサッパロ(パイナップル)があったのがうれしい発見。変わりタイチャーハンを選べるってわけです。
いわゆるタイカレー関係もゲーンパー(ココナッツミルクレスの激辛)、マサマン(中東風)、ペッ(タイレッドカレー)もゲンキョワン(タイグリーンカレー)も抜かりなく揃うラインナップで大満足。
しかしそこでは終わっていないんだよ。素のゲンキョワンもあるがゲンキョワンアボカドクンなんていうしゃれたモダンなアレンジもあるのだぞ。うむむ、すごいようれしくなるYO。
麺類にスキナームなどあるのにもおやっ!と思わされます。
さて。食事を終えてデザートに。
お腹いっぱい!だけど甘いものも見逃せない美味しいものがあるんだよ。仕方ないんだよ。
カノムモーケン
タロイモを使ったプディング。もうこれ大好きで!!
上品で口当たりよく、いい意味でタイ料理らしからぬデザートなのです覚えておいて欲しいんです。
フレンチの最後にこれが出てきても誰も気がつかないと思う。それくらい他の国の料理とも相性良く違和感ないであろう味なのですよ。アジアのプリンでタイ料理のこれとスリランカ料理のワダラッパンは両巨頭。メニューにあったら必ず頼むべきものだと断言します。
揚げバナナクレープ
バナナフリッターはよくあるタイのデザートですが、春巻きの皮で巻いて揚げてあるのがセンスがいいよなあ。甘いソースをかけたバナナを仕上げにさらにチョコレートソースをかけてあって満足感がすごい。すごく好き。一押しデザートだというのがよくわかります。これ、必食。
本格タイ料理バルを名乗るだけあって、お酒のラインアップも見逃してはダメです。各種スピリッツ、生ビールはハートランド、ビンのタイビールもタイの焼酎やウィスキーを使ったカクテルなんてのも当たり前に揃います。タイ産のウィスキーを使ったハイボール各種がよかったなあ。パクチージントニック、パクチート(パクチーモヒート)などはミントの代わりにパクチーをどっさり入れてあり驚かされるけど、意外やいけるのよ。
そしてワイン、これ特筆。
タイのワイナリーが醸造するワインのラインナップが4レーベル8種と充実していることに驚かされました。この日は珍しいAPEC公式ワインとして選ばれたこともあるカオヤイワイナリーの「ピーピー・カオヤイリザーブシュナンブラン」をいただくことに。ぶどうの皮の味から土の香りのニュアンスを感じられる複雑な味。喉越し、と後味がすっきりした好みのもので面白いワインでした。
空腹だし楽しい友人たちと一緒だったからもうなんかがつがつと食べてしまっていましたが、お腹が落ち着くとインテリアも落ち着いて眺めて楽しめるようになったよ(笑)。
店内は民族風が行き過ぎていないスマートで大人っぽい雰囲気。オープンキッチンのカウンター上、洒落たタイの食をイメージしたイラストレーションが楽しいです。あ、これは三軒茶屋、学大の店のカウンターにもあるやつだ。印象に強く残るんだよね。ここもあの店のブランチなのだとすぐにわかるのが楽しい特徴的なアクセントです。
奥の壁にはタイの伝統的な花模様のウッドカービングパネルが一面に配されており、凝ったランプシェードとともに圧倒されます。カッコいい。テーブル席以外でもカウンターが10席近く用意され、カップルや一人で食事の人にも使いやすいですよ。(いつものボクだ)
とにかく「痒い所に手が届く」、というか「ツボの真っ芯とその周りもセンス良く拾い上げる」感があるメニューラインナップには素直に驚かされます。わかっているつもりだったがプアンの各店、ブラッシュアップがちゃんとあって安定したいい店だと感じました。
うーん、こりゃあいい。いいお店だ。わかってたつもりなんだけど、やっぱりプアン、いい。
メニュー構成やプレゼンテーション、大人が出かけて満足いくいいお店だと感じます。
それで、いいお店に行くとやっぱり友達たちといい盛り上がり方をするよね。そういうのも大事なので、だからお店を選ぶときは一所懸命になった方がいい。
本格タイ料理バル プアン、渋谷で覚えておくべきお店です。
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